奥平大兼と鈴鹿央士が映画「PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~」でW主演を務める
ことが分かった。2024年春に全国公開することも決まっている本作は、徳島の高専(高等専門学校)を舞台に実在の男子学生をモデルに描いた青春映画。日本初となる「eスポーツ」を題材にした劇映画で、奥平は金髪にピアス、見た目はヤンチャな“eスポーツビギナー”の翔太を、鈴鹿はけがによってバスケットボールを諦めた“失意の天才ゲーマー”の達郎を演じる。このたび、古厩智之監督、奥平と鈴鹿からコメントが到着した。
映画「PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~」
「eスポーツ」とは、コンピューターゲーム、ビデオゲームを使った対戦をスポーツ競技として捉える際の名称。ファン人口は年々増え続け、日本でも近い将来1千万人を超えると見込まれている。IOC(国際オリンピック委員会)主催の世界大会も開かれるほど、今や正式なスポーツとして世界が認めている。
そんな「eスポーツ」を題材にした映画「PLAY! ~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~」。
学校の壁に貼られた勧誘ポスターを見た翔太(奥平)は興味を持ち、立候補。eスポーツ上位ランカーでこのポスターを作った張本人、1学年先輩の達郎(鈴鹿)に連絡する。1チーム3人編成の「ロケットリーグ」にエントリーしたい達郎は、クラスメートでたまたま席が近かったVチューバ―好きの亘を残り1枠にロックオン。なかば強引に「YES」を取り付ける。
金髪にピアス、見た目はヤンチャのeスポーツビギナーの翔太、けがによってバスケットボールを諦めた失意の天才ゲーマーの達郎と、四六時中、ポテトチップスを片手に動画やアニメに没頭する亘。
そんな年齢もバックグラウンドも異なる、本来なら学校生活で交わることのなかった3人が、にわかチーム“アンダードッグス(かませ犬)”を結成して、全国大会に挑む。はじめは全く息の合わなかった彼らだったが、次第に競技に魅せられ、練習を重ねて、東京での決勝戦を目指していく。
古厩智之監督コメント
四国の小さな町。ほんとうにあった青春時代をもとにした映画です。親たちは疲れ切っていて、少年たちはずっと足踏みしている。彼らのリアル、感触や欲しいものを考えました。
仲間を得て、最高のガッツポーズをする瞬間を経ても、現実は変わらないかもしれない。だからこそ「遊べ!」です。それでも「遊べ!」。PLAY!です。
それを私よりも理解した奥平くん、鈴鹿くんら俳優陣とスタッフのおかげで、すみっこの町でHIPHOP映画を撮るように、eスポーツの映画を撮れたと思います。震えますよ!