杉野遥亮、『ばらかもん』撮了で涙「自分にとってすごくかけがえのないものになった」宮崎莉里沙らも大号泣
“美和タマ”コンビも仲良くクランクアップ
また、その後のシーンで豊嶋と近藤の“美和タマ”コンビも仲良くクランクアップ。近藤が「まだあさっても撮影があるような気がしていて…」と切り出すと、周囲から「明日はないの?(笑)」と突っ込みが入り、和やかな雰囲気に包まれる。涙をこらえて言葉に詰まる近藤に、杉野が「撮影楽しかった?」と聞いて優しくフォローするという場面も見られた。
いつも元気な豊嶋も「“Wはな”コンビでやれたことがとてもうれしかったです。本当にこの作品に携われたことが私にとっての宝物です!」と話すと、その目には涙が。最後には、近藤と抱き合って互いにこれまでの撮影をねぎらった。
杉野遥亮「自分にとってすごくかけがえのないものになった」
そして、本作のオールアップは、杉野演じる清舟の自宅でのシーンに。杉野は最後まで繊細に丁寧に芝居を紡ぎ、監督からOKが出ると思わずホッとした表情を浮かべた。
スタッフからの「このシーンを持ちまして、半田清舟役の杉野遥亮さんオールアップです!」という掛け声の後、なんと、サプライズで郷長の木戸裕次郎を演じたずん・飯尾和樹が杉野のクランクアップに駆けつけた。
飯尾から花束を受け取った杉野は「みんなが少しずつ紡いでいって『ばらかもん』という作品が出来上がって、ご縁やつながりをすごく感じた作品になりました。みんなで達成したゴールだと思っています」とその熱い胸の内を語った。
さらに、河野圭太監督から撮影期間中の写真をまとめたフォトアルバムもプレゼントされ、それをパラパラめくると杉野の目が潤む。
感無量の杉野が泣きながら「作品を作っていくためには子どもたちに厳しく接しなければいけないところもあって。今日子どもたちが無事にクランクアップして、お父さんのような先生のような気持ちになりました。自分にとってすごくかけがえのないものになったなと思います」と話す姿はまさに“半田先生”そのものだった。
キャスト、スタッフから慕われ、頼れる座長のあいさつで本作の撮影を締めくくり、終始温かい空気に包まれながらクランクアップを迎えた。
バップ