稲垣吾郎「それぞれ違った感じ方をしていただきたい」 映画「正欲」第36回東京国際映画祭へ出品決定
稲垣吾郎、新垣結衣、磯村勇斗、佐藤寛太、東野絢香が出演する映画「正欲」が11月10日(金)公開となる。この度、第36回東京国際映画祭コンペティション部門への正式出品が決定。出品決定にあたり、5人からコメントが届いた。さらに、新場面写真も解禁された。
映画「正欲」とは
本作は、「桐島、部活やめるってよ」「何者」の朝井リョウが作家生活10周年で書き上げ、第34回柴田錬三郎賞を受賞した話題作。家庭環境、性的指向、容姿など、さまざまに異なる背景を持つ人たちを同じ地平で描写しながら、人が生きていくための推進力になるのは何なのかというテーマを炙り出していく衝撃的な物語だが、実写では原作とは違い、ある種のラブストーリーとして映像化する。
検察官として横浜検察庁に務め、妻と息子と3人でマイホームに暮らす寺井啓喜役を稲垣、広島のショッピングモールで契約社員として働く桐生夏月役を新垣、両親の事故死をきっかけに広島に戻ってきた夏月の同級生・佐々木佳道を磯村、ダンスサークルで活動し、大学の準ミスターに選ばれるほどの容姿を持つ諸橋大也役を佐藤、大也と同じ大学に通う神戸八重子役を東野が務める。
キャストの新たな一面を写した新場面写真解禁
解禁された場面写真では、家族団らん中のはずが、啓喜を見る妻・由美(山田真歩)と息子・泰希(潤浩)の表情は穏やかではない様子やショッピングモールでの接客中の夏月は何かをこらえるようにうつむいている姿、パソコン画面をのぞき込む子供たちと由美、右近(鈴木康介)、目を閉じて一心不乱に水を浴びる中学生時代の夏月(滝口芽里衣)と佳道(齋藤潤)など、物語を彩るさまざまな登場人物たちが写し出されている。
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