安藤サクラ主演、山田涼介(Hey！Say！JUMP)共演の映画「BAD LANDS バッド・ランズ」が9月29日に公開。1週間がたった10月7日、作品の舞台となった大阪で安藤、山田、原田眞人監督、原作者・黒川博行氏が舞台あいさつに登壇した。
慣れ親しんだ地・大阪で舞台あいさつを迎える4人
物語の舞台であり、ロケも行われた大阪で迎える舞台あいさつに、4人はすっかり慣れ親しんだ様子で登場。上映後には拍手が巻き起こり、ボルテージが上がり切った会場に、安藤、山田、原田監督、黒川氏が登場すると、客席からは割れんばかりの大きな拍手が送られた。
観客を前に、安藤が「やっと映画を見てコミュニケーションを取れるのを楽しみに来たら、もうこん中すごい！」と興奮した様子で話すと、山田も「熱気がね！」とすかさず合いの手を入れ、作中のきょうだいさながらのテンポの良さを見せた。
続けて、安藤は「そう熱気が！ いい回になるなと思っております」と会場の空気を感じながら舞台あいさつへの期待を口に。山田は「気になる点がたくさんあるのかなと思いますので、なんでも我々に聞いてください！ 楽しみましょう！」と観客とのコミュニケーションを楽しみにしている様子を見せた。
原作者も絶賛「この映画も良くできています。面白いです」
特殊詐欺を生業とする主人公のネリと、その弟ジョーによる予測不可能なクライムサスペンスの本作。公開から2週目に入り、映画の舞台ということもあって好調な成績を収める大阪での舞台あいさつで、安藤は「昨日も商店街で『BAD LANDS バッド・ランズ』見ました！と女性に声をかけられました。私は一昨日(劇場に)見に行きました。どんな人が見ているんだろうと気になって…」とプライベートでも反響があり、自身も作品がお気に入りの様子。
ネリの弟の純粋無垢で無鉄砲なサイコパス・ジョーを演じた山田も「すごく反響がありまして…。関西出身の方からも大阪のあんな場所で撮影したんだね。ほんとに関西弁が全く問題ないよと言っていただけたのがすごくうれしくて、安藤さんも山田君もめっちゃ頑張ったでしょと言われたのが本当にうれしかった」と大阪舞台の作品ゆえの反応が新鮮だったようだ。
映画化の話を監督に振られた黒川は「原田監督に映画を作っていただけると聞いて、1も2もなく賛成しました。この映画も良くできています。面白いです。とてもうれしいです」と喜びをかみしめるように思いを伝えた。
原田監督は、原作の発売後、長い年月を経て映画化されたことについて聞かれると「やはり原作が、映画人を引き付ける原作ですよね」と満足げに答えた。
最後に、山田は「この映画ありがたいことに面白いという反響をいただいています」と真摯な感謝を伝えた後、黒川からあった賭場のシーンに関する解説を持ち出し「黒川さんからもありました賭場講座！ また見たくなったでしょう！ ぜひ何度も何度も劇場に足をお運びください」と笑顔であいさつ。
安藤は、SNSでの発信を「皆さまの中に残ったジョーだったり、ネリだったり、曼荼羅(宇崎竜童)だったりを書いていただけたらより広がっていくのかなと思います。どうぞ今後ともよろしくお願いいたします」と安藤らしい言葉で呼びかけ、大阪での舞台あいさつは幕を下ろした。
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