音楽・バラエティ・ドラマなど幅広い分野で活躍するKinKi Kids 。数々のヒットソングを世に送り出し、名作ドラマを主演としてけん引してきた彼らは、いまや押しも押されもせぬ国民的スターだ。デビュー26周年を迎えた今年、KinKi Kidsの歴史を振り返りながら魅力の正体に迫る。
KinKi Kids結成に至るまで
Kinki Kidsはシングル「硝子の少年」でデビューした途端、オリコン初登場1位を獲得。デビュー当初から爆発的な人気を誇っていたが、実はデビューまでにはさまざまなストーリーがあるという。
同じ1979年生まれで「堂本」の苗字を持つ2人は、ともに近畿地方出身。たまたま同時に事務所入りを果たしたが、同じ苗字ということもあって当初から揃って活動する機会が多く、主に光GENJIやSMAPのバックダンサーとして活躍していた。
当時ユニット名がなかった2人には「堂本ブラザーズ」や「W堂本」など、さまざまなユニット名候補の呼び名があったそう。しかし1992年の「第43回 NHK紅白歌合戦」でSMAPのバックについた際、初めて「KANZAI BOYA(カンサイボーヤ)」というユニット名で紹介される。そこから正式に「KinKi Kids」のユニット名がついたのは、1993年4月4日に放送されたバラエティ番組「キスした?SMAP」内でのことだった。事務所にとって初のデュオ、そして初の関西出身グループだ。
1994年12月31日にはデビュー前にも関わらず日本武道館でファーストコンサートをおこない、その後両者共に数々のレギュラー番組を獲得。Kinki Kidsの名は、瞬く間にお茶の間に浸透していった。
そしてついに1997年5月29日にアーティストとして「KinKi Kids」がデビューすることが決定。1997年7月21日にデビューシングル「硝子の少年」と、1stアルバム「A album」の同時発売でCDデビューを果たし、ミリオンセラーを達成するなど華々しいデビューを飾ったのである。
その後も、デビュー以降に発売したシングルはすべてオリコン初登場1位を記録しており、2023年1月18日に発売した「The Story of Us」では、デビューシングルからなんと46作連続で初登場1位を獲得。前作までの45作連続1位記録に関してはギネスにも登録されているほどだ。
しかし、彼らの活躍は音楽面だけではない。
バラエティでも数々のレギュラーや冠番組を獲得
歌手・アイドルとしての活動だけでなく、音楽番組やバラエティ番組でも人気を誇るKinki Kids。関西人らしいキレの良いトークと2人の天然な面や、ちゃめっ気のある雰囲気がより一層ファンを虜にした。
音楽番組「LOVE LOVE あいしてる」は吉田拓郎とともに司会を務め、約5年間放送。番組終了後も、復活SPが幾度と放送されたりと根強い人気を誇っていた。
ほかにも、「堂本兄弟(新堂本兄弟)」は記憶に残っている人も多いはず。「LOVE LOVE あいしてる」の後継番組としてスタートし、約14年間の放送が続いたこの番組はKinKi Kidsを代表する人気番組と言っても過言ではないだろう。「堂本兄弟」はレギュラー放送が終了した現在も、毎年12月末頃〜正月あたりに特別復活SP放送が定番化。まるで同窓会のような雰囲気で、番組ファンからの支持も篤い。
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