![阿部寛](https://thetv.jp/i/nw/1162154/12284292.jpg?w=1284)
“俳優としての懐の深さ”に畏敬の念
偏屈で変わった役から真っすぐで熱い役まで、右から左、上から下と極端な役柄にも対応しながら、ストライクゾーンから少し外れる“魔球”のような役柄までもこなす“俳優としての懐の深さ”に畏敬の念を抱く方も少なくないだろう。
加えて、持ち前の圧倒的な表現力も顕現。今作では主人公でありながらせりふが多くない中で、所作や表情が雄弁に感情を語っている。中でも、ト書きの部分をCharaがナレーションしているのだが、その部分との親和性が抜群で、ト書きの部分をどう演じるのかまでもプランニングして芝居をしているのが分かる。圧倒的でありながら一見して圧倒的に見えないという、ドラマ愛好家にも刺さる味わい深い演技を披露しており、名優たるゆえんを思う存分堪能させてくれる。
恋人捜索を経て少しずつ変化する独身男性の内面の変わりようと共に、阿部の“名優”たるゆえんを感じさせてくれる味わい深い演技と役者としての懐の深さに今期も酔いしれたい。
◆文=原田健
下に続きます
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