明日10月16日(月)に創立100周年を迎えるウォルト・ディズニー・カンパニー。クラシック・アニメーションから最新作アニメーションまで100年の物語と魔法のすべてを体験することができる「Disney+(ディズニープラス)」で100周年を記念して配信される作品や配信中の作品を一挙に紹介する。
「白雪姫」＆「シンデレラ」4Kリマスター版
アニメーションといえば短編が当たり前だった時代に、ウォルト・ディズニーが挑んだ世界初の長編カラーアニメーション映画「白雪姫」(1937年製作)の4Kリマスター版を、100周年となる明日10月16日(月)夜8時より見放題独占配信開始。
本作には「いつか王子様が」、「ハイ・ホー」をはじめとした名曲が多数登場。娯楽と考えられていたアニメーションを、音楽と物語で芸術の域まで高めたと賞されている。その貢献が評価され、第11回アカデミー賞では特別賞(現在の名誉賞)を受賞した。
今回の4K修復作業には、レジェンド・アニメーターであるエリック・ゴールドバーグ(「アラジン」のジーニーのアニメーション監督)などが参加し、ウォルト・ディズニーのオリジナルのネガを現在の最新技術を駆使してオリジナルの美しさに復元。歴代のアニメーターたちが受け継いできた今も色褪せないディズニー・アニメーションの美しさを楽しむことができる。
さらに、クラシック・アニメーションの名作「シンデレラ」(1950年製作)の4Kリマスター版は見放題独占配信中。ウォルト・ディズニー・スタジオの修復・保存チームがアニメーション・スタジオの主要スタッフと連携し、何年にも渡る緻密な作業の集大成として行われた。
保管されているオリジナルのネガフィルムから4Kカラースキャンを行い、汚れや傷などを1つ1つ取り除くクリーニング作業を行い、画質・音質共にクオリティがアップ、製作当時の美しさが見事に再現されている。シンデレラのドレスや魔法の煌めき、舞踏会の華やかなシーンがさらに色鮮やかに映し出されている。
初期のクラシック短編映画27作品を新たに修復
ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオのアーカイブ作品の中から、現代にまで続くそのレガシーの原点ともいえるクラシック短編コレクションの初期作品から新たに修復した全27作品がディズニープラスで独占配信中。
ウォルト・ディズニーが1923年にアニメーション・スタジオを開設して最初に生み出したキャラクターの1つ、オズワルド・ザ・ラッキー・ラビット主演の劇場用短編映画(「トロリー・トラブルズ」、「オール・ウェット」、いずれも1927年)から、「骸骨の踊り」(1929年)、「人魚の踊り」、「子どもの夢」(いずれも1938年)などの「シリー・シンフォニー」シリーズ作品、ウォルト・ディズニー自身がディレクターを担当したミッキーマウス主演作「ミッキーのバイオリニスト」(1930年)、「ネコの居ぬ間のタップダンス」(1929年)ほか、知られざる貴重なクラシック作品までディズニーの最も愛されるキャラクター達が活躍し、多くの笑いを届けてきた短編映画など幅広いラインナップが揃う。
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