女優の広瀬アリスが10月16日に都内で「WFP チャリティーエッセイコンテスト2023」表彰式に審査員としてふなっしー、湯川れい子と共に出席し、「中学生・高校生部門賞審査員特別賞」などのプレゼンターを務めた。
同コンテストは、「未来につなぐ、思い出ごはん」をテーマに7月1日から9月4日の間、小学4年生から大人まで幅広い世代を対象に作品を募集し、応募総数1万9052作品の中から「WFP 学校給食賞」「18歳以上部門賞」「中学生・高校生部門賞」など8部門で優秀作品を表彰。応募1作品につき、給食2日分にあたる60円が寄付協力企業より国連WFPに寄付され、寄付金総額は114万3120円、3万8104人の子供たちに栄養価の高い給食が届けられることになった。
母への感謝を思い出させてくれた作品を選ぶ
広瀬は「実は私も10代の頃、とんでもない反抗期がありました。言ってしまえば20代前半くらいまで反抗期でした(笑)。母が、仕事で落ち込んだり悩んだりする私にいろいろやってくれるんですけど、『正直迷惑だな』って思っていた期間もありました。私は(母親の愛に)気付くまでにすごく時間がかかってしまったんですけど、今では本当に感謝しています。これからはいろいろなかたちで母にもらった愛情を返していきたいなと思っています」と自身の経験を告白。
そして、「忙しくなるとそういう感謝とかを忘れちゃうんですよね。改めて『そうだ!私って母に感謝しなきゃだな』と思わせてくれた作品だったので選ばせていただきました」と選評を語った。
「思い出のごはん」について告白
ほか、表彰式後の囲み取材に登場した広瀬は「思い出のごはん」について聞かれ、「保育園から小学3、4年生くらいまで、遠足で100%お弁当を家に置いてくる人だったんです(苦笑)。毎回忘れて、母が『忘れてるよ!』って走って持って来てくれるという。お弁当の話になると、必ずその話が出てきます」と苦笑い。
また、「家族や友人に料理を振る舞われたりは?」という質問には、「あんまり作ることはないですけど、妹とかにはタッパーで渡したりしてますね。豚汁とか煮物とか。私、下手くそなので一人分作れないんですよ。どうしても大家族くらいの大きさで作ってしまう(笑)。いつも作る時は妹に来てもらって、渡して持って帰ってもらって。そのタッパーが返って来たことは一度もないですけど」と暴露話を披露し会場を沸かせた。
◆取材・文=原田健