オンライン動画配信サービス「Hulu」にて、独占配信中のHuluオリジナル「神の雫/Drops of God」。第4話では、一青(山下智久)とカミーユ(フルール・ジェフリエ)それぞれの両親の過去のエピソードが明かされた。その中で、特に気になったシーンを考察と共に振り返る。(以下、ネタバレを含みます)
「神の雫/Drops of God」とは
本作は、山下智久の海外ドラマ初主演作となる国際連続ドラマ。全世界でシリーズ累計1500万部を売り上げた漫画「神の雫」(作:亜樹直、画:オキモト・シュウ)が原作となっているが、本作では原作漫画の中心を担う男性キャラクター“神咲雫”をフランス人女性・カミーユに置き換え、聡明なワイン評論家・遠峰一青を“新たな主人公”に設定している。
そして彼らを軸に展開するストーリーは、“時代と国境を越えた華麗で芳醇な人間模様”を壮大かつ細やかに描出し、“ワインに運命を翻弄される男女”が莫大な遺産を懸けて対決を繰り広げる――。
主人公のワインに人生を懸けた男・遠峰一青役を山下が、神の舌を持つカミーユ役をフルール・ジェフリエが担当。そのほか、世界的ワインの権威アレクサンドル・レジェ役をスタンレー・ヴェベールが、一青の母親の遠峰仄香役を渡辺真起子が、父親の遠峰博和役を二階堂智が、一青に自らの内面と向き合うきっかけを与える敏腕ジャーナリスト・片瀬百合香役を岡本あずさが演じる。
未だ帰らぬ一青の父親…物語は過去に遡る
一青の父親・博和は、朝になっても自宅に戻った形跡がなく、母親の仄香のもとへ届いた財布の中には「探さないで欲しい」と書かれたメモが入っているだけだった。
またカミーユの母親・マリアンヌ(セシール・ボワ)のもとに、アレクサンドルの遺灰が届く。遺灰は“フィリップのワイナリーに撒くように”と本人の直筆で書かれていたが、マリアンヌは黙って戸棚の奥にそれをしまった――。
そこから物語は1990年に遡る。当時友人だった博和と仄香は遠峰ダイヤモンドの代表である父親のための特別なワイン探しに、アレクサンドルのワインセラー「ドメーヌ・シャサングル」を訪れていた。仄香はアレクサンドルが用意した“世間で人気のワイン”では納得できず、より個性の強いワインを求めるなど、積極的にアレクサンドルと関わっていく。
その夜、仄香たちはアレクサンドル主催のパーティーに参加することに。会場で仄香はアレクサンドルのことをずっと見つめており、ダンスの相手をしている女性に「綺麗…女優さんみたい」と嫉妬していた。博和が仄香の手を握ると、「(あなたは)私にとって大切な友達なの」とけん制される。どうやら博和の片思いだったようだ。
場面は変わり、アレクサンドルがワインの学校の卒業試験を受ける際、マリアンヌに付き添われながら会場で名前を呼ばれるのを待っていた。卒業論文でフランスワインの現状に問題提起をし、その過激な内容に試験官から苦言を呈されていたアレクサンドル。さらに「大規模ワイナリーは過去の栄光に胡坐をかいていて、有名だから仕事もしない」と発言し試験管の怒りを買うのだが、その後発言を後悔するアレクサンドルをマリアンヌは献身的に励ましていた。
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