多部未華子×松下洸平×今田美桜×神尾楓珠の”友情”ドラマに共感の嵐 世界トレンド1位も獲得した3話までを一気に振り返り<いちばんすきな花>
「男女の間に友情は成立するのか?」という永遠の命題をテーマに、違う人生を歩んできた4人の男女が紡ぎ出す“友情”と“恋愛”、そしてそこで生まれるそのどちらとも違う“感情”を描く物語「いちばんすきな花」。11月2日(月)に4話が放送予定で、今ならTVerで1話~3話が無料配信中。まだ放送に追いつけるこのタイミングで、「いちばんすきな花」を振り返ってみよう。
第1話あらすじ
学習塾「おのでら塾」で講師をする潮ゆくえ(多部未華子)は、幼い頃から二人組を作ることが苦手だったと感じている34歳。しかし、ゆくえには学生時代から気を許せる赤田(仲野太賀)という唯一無二の男友達がいる。
出版社「白波出版」に勤める春木椿(松下洸平)は、結婚を間近に控えた36歳。子供の頃から二人組になれなかった椿だが、妻というパートナーを得ようとしていた。
深雪夜々(今田美桜)は、美容院「スネイル」で働く26歳の美容師。1対1で人と向き合うことに怖さを感じている。
27歳の佐藤紅葉(神尾楓珠)は、コンビニで働きながらイラストレーターを夢見ている。小さい時から1対1で自分に向き合ってくれる人がいないという思いを抱えている。
ゆくえは、いつものように赤田とカラオケで会っていた。普段と違っていたのは、赤田が結婚すると告げたこと。数日後、ゆくえは赤田から突然の別れを告げられる。それは、赤田の結婚相手がゆくえという女友達の存在を快く思わなかったからだった。
椿は、恋人の純恋(臼田あさ美)と、新居の家具選びなどを楽しんでいた。しかし、椿は純恋を“彼女の男友達”に持っていかれてしまい、結婚は白紙になってしまう。
夜々は、美容師の同僚・相良(泉澤祐希)と2人で飲みに行くのだが、友達以上の関係を迫られ、なぜ普通の友達でいられないのかと辟易とする。
そんなある日、紅葉はとある住宅を訪ねる。家から出てきたのは椿。紅葉が訪ねた人はすでに引っ越していて、そこには純恋と暮らすはずだった椿が住んでいたのだ。
そこに、ゆくえと夜々も訪れ、年齢も性別も過ごしてきた環境も異なる4人の男女が顔を合わせる。
初回から壮絶なトライアングルから目が離せない展開に、SNSでは「これは名作になりそうな予感」「誰かの心には絶対刺さる話って感じ」と共感する視聴者から多くのコメントが寄せられ、タイトルがトレンド1位を獲得していた。
第2話あらすじ
小学校の同窓会に参加したゆくえは、当時仲の良かった友人の結婚式に自分だけ呼ばれていなかったことを知る。その後、実家に帰省したゆくえは母のみきこ(神野三鈴)から、同窓会でどうせ愛想笑いをしていただけだろうと言われ、さらに、人間に一番必要なのは社交性や愛嬌、気配りだと言われるのだが、ゆくえはいまいち納得がいかない。
コンビニのバイト終わりで帰ろうとする紅葉は、バイト仲間たちが自分のイラストを褒めておけばシフトを代わってくれると話しているのを聞いてしまう。だが、紅葉が彼らを責めることは無い。
椿が実家の花屋に帰宅すると、母の鈴子(美保純)と弟の楓(一ノ瀬颯)に出迎えられる。鈴子から新居での生活を尋ねられた椿は、結婚はしないと告げる。
友人の結婚式に参加した夜々は、新婦の両親への手紙に涙ぐむが、帰り道、他の友人たちに感動している演技が上手いと言われてしまう。彼女たちは感動の強要と冷めていたのだ。夜々は、そんな友達と話を合わせる。
夜々がアパートに帰ると、相良がいた。恋人ではなく「友達からで良い」と言う相良に、夜々はなぜ友達の方が格下のような言い方なのかと告げて逃げる。夜々が公園に入ると、そこには紅葉がいた。
前回ラストで椿(松下)が「こんな話したの、初対面で二度目がないからです」と打ち明けたが、早々に再び4人が集まる展開になった第2話。SNSでは共感や「考えさせられる」「4人がどうなっていくか楽しみ」などコメントが寄せられ、タイトルが2話連続のトレンド1位になるなど反響を呼んでいた。
第3話あらすじ
残したままにしていた自分の荷物を取りに、椿の家へとやって来た元婚約者の純恋。荷物を送るなど気を利かせてあげられなかったと謝る椿に、純恋は「ごめん以外に言いたいことないの?」と問いかけ、そのまま家の鍵を返して帰っていく。
一方、バイトを終えた紅葉は、忘れ物を取りにいくことを理由に椿の家に行くが、椿はまだ帰宅していなかった。椿に会いたかった紅葉はスマホを取り出して連絡をしようとするが、連絡先を交換していなかったことを思い出す。
夜々は、常連の女性客がこれから女友達とご飯に行くという話を聞く。少しうらやましくなり、こっそりと自分のスマホに入っている連絡先を見る夜々だったが、紅葉同様に、会いたいと思った相手の連絡先を聞いていなかったことに気づく。
そんなある日、仕事の休憩中に、紅葉へメッセージを送ろうとしていたゆくえ。椿と夜々の連絡先を知っているか紅葉に聞こうとするも、何と送って良いか悩んでいると、小野寺(菅原大吉)からゆくえに来客があると聞かされる。
第3話の椿(松下)が結婚寸前で破綻した元恋人へ心の奥にあった思いを伝える展開に、SNSには「今回も刺さった」「すごくわかる」といった声や、椿らの状況への思いをつづる投稿が相次ぎ、日本のみならず世界トレンド1位になる反響を呼んでいた。