ゆりあの癒やしは便利屋
木戸演じる便利屋・伴優弥は、ゆりあにとって唯一の癒やしといっても過言ではない。伴は、自宅で夫の介護をすることになったゆりあの家の改装を請け負い、同ドラマ内では、何かと頼りになる存在である。
そんな伴は裏表がない性格で、自分の気持ちに正直であり、誠実な男。また、妻と別居中で、一人息子のワンオペ育児に奮闘中だという。
そんな伴は、息子の名前が偶然にも「優里亜」だったため、ゆりあと意気投合。ゆりあから刺しゅうを習うようになり、恋心を抱いていくというキャラクターなのだ。そんな伴に胸キュンしないわけがない。
伴がヒーローのように登場
第1話からゆりあを胸キュンさせていた伴。第2話では、武器を振り回し暴れる源からゆりあを守り、ゆりあだけではなく、視聴者も胸きゅんさせた。
家庭をめちゃくちゃにした報いだと、吾良に偽物の刀を向ける源。ゆりあは、自身もおびえていたはずだが、子どもであるまにを守らないといけないと思い、「やるなら本気でやれよ」と源に立ち向かっていく。
そんなゆりあに驚いた源は、ゆりあに追い詰められ、吾良に刀を振り下ろす。誰もがもうだめだと思った瞬間に伴が登場。伴は、刀をつかみ、源から刀を奪う。その後、震えるゆりあを落ち着かせるように「大丈夫っすよ」と優しく声を掛け続けた。その姿はヒーローのようだった。
ゆりあと伴に恋の予感…
ゆりあの格好いい基準は常に自分の父親だった。だからこそ、まにの父親である源に、女の子にとって父親が大事であること、子どもの前だけは格好よくいましょうと諭すゆりあ。ゆりあのその言葉は、伴にも響いていた様子だった。
その後、見積もりの終わった伴に、ゆりあはお礼を告げる。すると、伴は自分の母親が祖母の介護をしており、大変な思いをしていたことや疲れていた時期があったことを打ち明け、「伊沢さんにもゆっくりできる日があったらいいっすね」と笑顔で話した。
伴にとっては、何気ない言葉だったかもしれないが、いろいろなことが起きているゆりあにとって、その言葉は心にジーンと染み渡ったはず。ゆりあを癒やし続ける伴に、X(旧)では「伴くん好き」「胸キュンが止まらない…!」「このドラマ唯一の癒やし」という声が寄せられた。
その一方で、「ゆりあと付き合う?」「どうなっちゃうのこの2人」「絶妙な距離感がじれったい」と、第3話以降のゆりあと伴の恋の行方を気にする視聴者も続出している。
◆文=ザテレビジョンドラマ部