AKB48の小栗有以、山内瑞葵、倉野尾成美、山崎空、久保姫菜乃が11月2日、都内で行われた映画「ガールズドライブ」舞台あいさつに、水野勝、近藤雄介、若林拓也、鈴木Q太郎、宮岡太郎監督と共に出席。小栗と久保が関係を進展させたエピソードが明かされた。
小栗「最初はこの4人でうまく作品を作っていけるかなと思っていた」
本作は、AKB48の小栗、山内、倉野尾、山崎が主演する青春ロードムービーで、18期生の久保も出演。5人は、映画と同タイトルのユニット名で主題歌「全力反抗期」も担当している。
小栗が「軸となっている(主演の)メンバー4人は、最初はそんなにすごく仲の良い4人ではなく。仲は良いんですけど、特別4人が仲が良いわけじゃなかったんですけど、でも仲は良いんだよね」と言葉を選びながら話すと、会場に笑いが起きる。
すると小栗は「違う！ 勘違いしないでください。そういうことが言いたいわけじゃなくって(笑)、よりこの作品を通して仲が良くなったということが言いたくてですね」と慌てて補足。続けて「期も違いますし年齢もちょっと違かったりして、最初はこの4人でうまく作品を作っていけるかなと思っていた」と本音を漏らしつつ、「AKBの活動もそうですし、この作品での活動でもずっと一緒にいたので、大変なところを一緒に乗り越えたりして絆が深まったので良かった」と語った。
みんなで日焼けしたのも良い思い出に
撮影は夏に行われたそうで、山内は「毎日猛暑で、団結が深まると同時に、みんなで一緒に日焼けしたのもすごく良い思い出。私は一番真っ黒になった」と回顧。倉野尾は「撮影の合間に、暑すぎて『かき氷食べたい』って気付いたらずっと口に出しちゃっていて、マネージャーさんが気を使ってかき氷を買ってきてくださったんですよ。でも撮影が10分くらい押しちゃって、かき氷がドロドロに溶けておりまして(笑)。ギリギリ真ん中のところにちょっと氷が残っていて、それをみんなで食べたのが夏の思い出です」と振り返った。
また、水野は撮影待機の時間に久保と話す時間があったそうで、「その時はまだ久保さんが小栗さんとちゃんとお話できていないという話をしていて、すごく話したそうだったから『話しちゃえよ』って背中を押した」と告白。「その後、勇気を出して久保さんが小栗さんの隣の席に座って話しているのを見て、俺らで『良かったよね』『あれもひと夏の思い出だよね』と話していました」と小栗と久保の関係が進展したエピソードを披露した。
小栗は「そのお陰で話せたので、久保ちゃんが来てくれて良かったです。まさかそのきっかけだったとは。ありがとうございます」と感謝していた。
さらに若林は「AKBの皆さんは連日えげつないスケジュールでやっていて、でも顔色一つ変えずに日を浴びながら撮影に励まれていて、すごいんですよ」とAKB48メンバーを絶賛。「っていうのを踏まえた上でこの映画を見てほしい」と呼びかけると、宮岡監督も「AKBのメンバーのこの作品に対する集中力がとにかくすごい。バラエティとか歌番組とかの合間を縫って撮影して、せりふが全部入っていて。『もうちょっとこういう芝居にしてほしい』というところでも修正力が素晴らしかった」と褒めちぎった。
◆取材・文＝山田健史
※山崎空の「崎」は、正しくは「たつさき」。
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