俳優の妻夫木聡、吉岡里帆、成田凌、矢本悠馬、今田美桜が、11月21日に都内で行われた「年末ジャンボ宝くじ」「年末ジャンボミニ」の発売記念イベントに登場。それぞれにとっての“今年の漢字”や“今年のジャンボな出来事”など、年末らしいテーマでトークを繰り広げた。
妻夫木「自分の可能性を感じられる瞬間がありました」
5人は“ジャンボきょうだい”として「ジャンボ宝くじ」のCMに出演中。年末ジャンボ宝くじでも「じゃんけん」篇や「かもしれない」篇など、さまざまなシチュエーションのCMが放送される。
宝くじといえば運試しということでイベントのトークテーマを福引で決定することに。「今年の漢字を披露」を引き当てた妻夫木は“旅”を選択。2023年は仕事も含めいろいろな場所を訪れたようで「旅は人生を豊かにするものだなと。知らない場所に行って自分の可能性を感じられる瞬間がありました」と有意義な時間を過ごすことができた充実感を語った。
同じテーマで“変”を選択した矢本は「芝居以外で番宣などの仕事をする機会が増えたんですけど、よく『変だ』とか『変人だ』って言われるようになった」と告白。「自分が思っていた自分と周りから見えている自分は全然違うんだなっていう発見の1年でした」と、新しい気付きがあった2023年をしみじみと振り返った。
今田が引き当てたテーマは、宝くじのCMにちなんだ「実は○○かもしれない、最近気付いたきょうだいの○○」。このテーマで、ずっと疑問に思っていたことがあるという吉岡は「実は宇宙人かもしれない、最近あらためて気付いた兄ちゃん(妻夫木)の若さ」と、長男役の妻夫木がずっと変わらないことにびっくり。
年を取らないハリウッドスターは宇宙人なのかもしれないという都市伝説を夜中にネットで見てしまったようで「最近SFっぽい作品に携わったこともあって、当たり前だと思っていることに疑問を持ってもいいかもなと思って。兄ちゃんの若さが異常なんですよね。時が止まっているというかちょっと疑っています」と疑心暗鬼に。
それを聞いた妻夫木は「特に何もしていなくて化粧水をつけているぐらい」と宇宙人説を否定。同じボクシングジムに通っているという矢本から「誰よりも動いているんですよ」とストイックぶりを暴露されるが「40代を超えてちゃんと疲れるし、ちゃんとケガをする(笑)。ストレッチをしないと太ももとかを痛めたりするので、今はちゃんと自分の体と向き合うようにしています」と日頃のケアの大事さをアピールした。
一方、宝くじにまつわるネタとして恒例の「今年起きた一番ジャンボな出来事」では、今田がドラマの現場でのエピソードを。「ナンパをされるシーンがあったんですけど、ナンパする役の男の子が幼稚園のときの同級生の弟だったんです。段取りが終わってから『覚えてる？』って声を掛けられて。大きくなって顔も変わっていたから驚いたけどすごくうれしかったです」と衝撃の再会秘話を披露した。
成田「感謝を形にできる大人になりたい」
また、イベントの途中で翌22日(水)に30歳の誕生日を迎える成田へのサプライズ演出として、“ジャンボきょうだい”全員から特製のケーキがプレゼントされた。
矢本からお祝いメッセージを送られた成田は「ちゃんとお礼ができる人は大人だなと。お歳暮やお中元を贈れるような感謝を形にできる大人になりたいと思います」と30代に向けての抱負を。最近、鼻の手術をしたばかりで“今年の漢字”でも「鼻」を選んだということで「ここからは息がいっぱい吸える人生。酸素をたくさん取り入れることができるから自然治癒力がアップするかも」と期待に胸を膨らませた。
なお、1等・前後賞合わせて10億円の「年末ジャンボ宝くじ」と、1等・前後賞合わせて5000万円の「年末ジャンボミニ」は、11月21日(火)から12月22日(金)まで全国で発売。抽せん会は12月31日(日)に東京オペラシティ コンサートホールで行われる予定だ。
◆構成・文＝小池貴之
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