日向坂46の齊藤京子が初の単独主演を務める土曜ナイトドラマ「泥濘の食卓」(毎週土曜夜11:30-0:00、テレビ朝日系)の第6話が11月25日に放送された。ハルキ(櫻井海音)に異常なほどの愛情を抱くちふゆ(原菜乃華)が、ハルトと話をしていた深愛(齊藤)にカッターナイフで襲いかかった。深愛を守ろうとするハルキに突き飛ばされけがを負ったが、ここからちふゆの恋愛モンスターっぷりが加速することに。(以下、ネタバレを含みます)
「泥濘の食卓」とは
本作は、同ドラマは2016年に「悪い夢だといいのにな」で「第75回ちばてつや賞」大賞に輝いた漫画家・伊奈子による「泥濘(ぬかるみ)の食卓」を実写化。不倫相手と幸せになりたいという思いから、ある家族に寄生する、かつてない“パラサイト不倫”を描くストーリーとなっている。
齊藤が演じる捻木深愛(ねじきみあ)は、田舎町のスーパーで働き、母と二人暮らしをしている25歳の女性。抑圧の強い母親・美幸(筒井真理子)の下、常に否定されながら育てられたため、自己肯定感が低い。そんな中、初めて自分のことを肯定し、優しくしてくれた店長・那須川夏生(吉沢悠)を好きになり、不倫関係になる。
夏川の妻・ふみこを戸田菜穂が、一人息子のハルキを櫻井海音が演じる他、ハルキの幼なじみで、ハルキに異常なほどの愛情を抱く尾崎ちふゆを原菜乃華が演じている。
深愛を守るためにハルキはちふゆを突き飛ばす
ベンチに座って話をしていた深愛とハルキに、「何二人で喋ってんだよ! あんたが邪魔してんの、全部!」と半狂乱になってカッターナイフを振り回すちふゆ。深愛を守るため、ハルキはちふゆを突き飛ばすと階段を転げ落ちていった。
左腕を骨折したが命に別状はなかったちふゆ。このけがを逆手にとって“恋愛モンスター”ちふゆの逆襲が始まった。