趣里がヒロインを務める連続テレビ小説「ブギウギ」(毎週月～土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月～金曜の振り返り)。12月20日放送の第58回では、ついに交際を始めたスズ子(趣里)と愛助(水上恒司)の蜜月ぶりが目立つ展開。スズ子が手紙にしたためた“あなたのスズ子”の文言が話題を集めた。(以下、ネタバレがあります)
「もう、世界は二人、でした」
「ブギウギ」は、「東京ブギウギ」などの名曲で知られる戦後の大スター・笠置シヅ子をモデルにしたオリジナル作品。戦後の人々に生きる活力を与えた歌手・福来スズ子の波瀾万丈の人生の物語だ。
第12週の週タイトルはズバリ「あなたのスズ子」(12月18～22日)。愛する人と心通わせ、満たされたスズ子は巡業先でも絶好調。歌うことの喜びにあふれ、ステージ上でも「皆さんの拍手がワテの力になります。励みになります。生きる糧となります」と充実そのものだ。
そして夜は愛助を思い、宿で手紙をしたためる。「愛する人がいるというのは、これほどまでに人に力を与えるものなのかと感じています。それではおやすみなさい。あなたのスズ子」。結びの「あなたのスズ子」を声に出して読み、うっとり。一方、手紙を受け取った愛助も、「あなたのスズ子」の文字を見てニヤニヤが止まらない。そんな2人に「恋のステップ」のBGMと、高瀬耕造アナウンサーによる「スズ子と愛助。もう、世界は二人、でした」の語りが重なった。
副音声解説で＜悶えるスズ子＞
第57回では楽団メンバーや羽鳥善一(草なぎ剛)が２人を祝福する場面があったが、第58回では語りに加え、声優・山崎健太郎による副音声解説もノリノリ。
主音声だけではわかりにくい場面転換や人物の動作、表情などを音声で説明するこの副音声解説で、手紙に「あなたのスズ子」としたためたスズ子に思い入れたっぷり＜悶えるスズ子＞、そして、手紙を読んでニヤつく愛助にも＜手紙を手に、スズ子のブロマイドを見る愛助＞と音声解説が添えられた。
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