20代は「自分のやりたいことを突き詰めてやってみたい」
――宮世さんは、1月22日で20歳を迎えられましたが、10代最後の制服になりましたね。どんなカッコいい人になりたいですか。
制服は、まだまだ行けるなと思っていて。20歳になっても、着たいですね。三木監督は、カッコいいとはなんぞやを追求されていて、「オミくんは等身大のイケメンであって欲しい」と言われたんです。自分なりに「カッコいい男ってどういう人だろう」って考えた結果、自分の我を出さず、相手の気持ちをくみ取ってあげられることなのかなと。
僕には年下の妹がいて、よくケンカするんです。「普通は、こうするじゃん」って言ったら、「普通って何!?」って言ってくるので、乙女心は難しいです(笑)。でも、カッコいい大人になるため、今後はケンカしないようにしたいです。
――20歳を迎えて、プライベートでやってみたいことはありますか。
今までやったことのないことをいろいろ経験して、その体験を通して表現力を磨いて、役にしっかり還元できたらと思います。
――20歳を記念する単独初ライブを東京国際フォーラムで開催するなど、音楽活動も精力的にされています。駆け引きをテーマにしたラブソング「Lightning」では、ハードなダンスチューンで色気たっぷりに歌う姿が大人っぽくて、新鮮に映りました。
10代では歌ってきていない雰囲気の楽曲も増えてきていて、僕のことを昔から知ってくれていた方にとっては、今までにない宮世も楽しんでもらえると思います。俳優業では、自分ではなく、役を演じていますが、音楽ではより自分が届けたいものを自分らしく表現していきたいです。
ニルヴァーナやレッド・ホット・チリ・ペッパーズ、ブランキ―ジェットシティ、浜田省吾さんなど、好きなアーティストの方はたくさんいて、影響を受けてきました。今後は、バラードも歌いたいですし、いろんな曲調や雰囲気の楽曲で僕のエンターテインメントを届けていきたいですね。ライブのステージも自分のやりたいことを突き詰めてやってみたいです。