“スポーツの熱狂を先取りする”ことを目指す新感覚のスポーツ番組「ABEMAスポーツタイム」(毎週日曜夜10:00~10:30 ABEMA SPORTSチャンネル)#23が1月21日に放送された。
本番組は、現在、ABEMAで生中継されているプレミアリーグやブンデスリーガを中心に、レギュラーシーズン公式戦324試合を生中継したメジャーリーグベースボール(以下、MLB)など注目スポーツの最新情報を生放送で公開しており、本放送回では、番組のスペシャルサポーターの影山優佳、サッカーのメインコメンテーターとして、元サッカー日本代表の槙野智章が出演した。
イラク代表戦
サッカーコーナーでは、1月19日のアジアカップで日本代表がイラク代表に1対2で敗れたことを受け、緊急特集した。
イラク戦では40年ぶりの敗戦となり、代表戦の連勝記録も「10」で止まった一戦について、影山は「今回のアジア杯では、アジア全体のレベルも上がっていると感じさせる大会になっている。日本代表への対策だけではなく、チームのクオリティも見つめ直さないといけないターンに入ったと思った」とコメントした一方で、「新しい日本代表のポイントがたくさん見えてきた試合だと思った」と新たな発見につながったことを評価した。槙野も「この試合をきっかけにチームが生まれ変わるだろう。だから、ポジティブな敗戦だったと思う」とエールを送った。
また、今回の敗戦理由の徹底分析では、槙野は「日本代表のコンディション面が少し心配。調子が右肩上がりにならず、初戦からスロースターターで、調子が上がってこないところが問題だと思う」とさらに、イラク戦のスタメンに切りこむと、影山は、南野拓実選手、久保建英選手、伊東純也選手の前線の並びに着目する。これを受けて、槙野は「結果論かもしれないが、不安が的中した」と明かし、その理由を「左サイドにすえた南野拓実選手の特徴が活かせるポジションではなかった。カタールW杯で南野選手を左に置いた時に、うまく回らなかったので、この失敗体験が本人にとっては不安だったのかもしれない。今回は、森保一監督の配置が、選手と見ている人たちのあいだでチグハグしてしまった」と語る。その上で、槙野は「南野選手の攻撃と守備のストロングな部分を出せるのは、トップ下だと思います」と提言した。
さらに後半でのメンバー交代について、槙野は「前半の問題点を解消しようとしたが、流れを盛り返していくパワーが足りなかったように思う」と推測した。
毎週日曜夜10:00~10:30 ABEMA SPORTSチャンネルにて生放送
<1月21日 #23>
「ABEMAスポーツタイム」