俳優の浜辺美波が1月27日、都内で行われた映画「サイレントラブ」の公開記念舞台あいさつに、Hey! Say! JUMPの山田涼介、野村周平、古田新太、内田英治監督とともに出席。浜辺が、撮影中にしていた「自分へのご褒美」を明かす場面があった。
野村の発言に「言い方が！」と指摘
ある出来事をきっかけに声を発することをやめた主人公の青年・蒼(山田)は、目が不自由になりピアニストになるという夢が途絶えかけている音大生の美夏(浜辺)に心引かれる。蒼は、美夏の夢をかなえたいという思いを持ち、かけがえのない時間を過ごしていく。
目が不自由な役どころで苦労したことを聞かれた浜辺は「現場では視線を落としていたので、山田さん、野村さんの表情が見えなかったことがすごく難しかったです」と言い、「体温や指先だけから自分の感情を動かしていく、動いていくというのが、本当に初めての体験だったので」と振り返った。
これに野村は「俺の体温を感じ取ってくれていたというのは、すごくうれしかったです」とにっこり。浜辺は「言い方が！(笑)」とツッコみ、「(山田が)温かくてふんわりした雰囲気だとしたら、野村さんは地に足がついたがっつりとした体温があったので、心強かったです」と続けた。この一連のトークについて野村は「変な書き方しないでくださいね」と、報道陣に注意喚起した。
「サイレントラブ」の撮影は「近年でトップクラスに苦しかった」
この日は、同映画のタイトルにちなみ、これまで話してこなかった撮影中、共演者とのエピソードを紹介する企画を実施。
浜辺は「『サイレントラブ』は、近年ではトップクラスで苦しかった思い出があります」と前置きをし、「地方ロケが多かったんですね。関東近郊に行くことが多かったんですけど『むくむし、太るな』と思いながら、毎回帰りはファーストフード店に寄ってました」と告白した。
さらに「しかも、田舎に行ったほうがポテトが揚げたてだったりするんです。そのお店を狙って行ってましたね。毎日ご褒美を自分にあげないと耐えきれないときがあって『大丈夫かな…』と思いながら過ごしていました」と話していた。
◆取材・文＝大野代樹
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
