アン・ボヒョンとパク・ジヒョンが、1月26日より配信スタートした韓国のドラマシリーズ「財閥 x 刑事」でW主演を務めている。同作は刑事となった財閥の御曹司が、“金”と“コネ”で犯罪者を追い詰めていく新しい魅力が詰まった痛快アクションコメディー。このほど、凶悪犯罪捜査一課の刑事となった財閥3世のチン・イス役のアン・ボヒョンと、イスと捜査パートナーとなる凶悪犯罪捜査一課チーム長のイ・ガンヒョン役を務めるパク・ジヒョンにインタビューを行い、再共演についてや役づくり秘話などを聞いた。
以前とはイメージの違う役柄に挑戦
――この作品への出演の決め手を教えてください。
ボヒョン:僕は、以前に演じたキャラクターと違うキャラクターを演じたいという気持ちで今回の作品をやらせていただきました。また、今回の脚本家であるキム・バダさんとは2回目になるのですが、僕のことを推薦してくださって、ありがたいことに参加させていただくことになりました。
ジヒョン:私も彼と同様で、以前やったキャラクターと180度違う役を演じたいなと思っていたところでした。今回のオファーを頂いて台本を読み、とても面白くて、ぜひやりたいなと思って決めました。
――ドラマ「ユミの細胞たち」(2021年)で抜群のケミ(相性のよさ)を見せてくれたお二人の再共演。それぞれ現場で再会していかがでしたか?お互いの印象を教えてください。
ボヒョン:2回目の共演ですので、とてもやりやすかったです。以前とは真逆のキャラクターになるので、今回どうなるのかな、ちょっとぎこちなくなるんじゃないかとも思ったのですが、逆に今回の彼女のシニカルな演技がとてもうまくて、すごく合わせやすかったんです。この作品を通して、なんていうのかな、仲良しの友人以上の仲良しになったんじゃないかなと。本当にこの作品を通して、よい同僚に巡り合えたような気がします。
ジヒョン:私も「ユミの細胞たち」のときから、とてもやりやすかったんです。アン・ボヒョンさんは、相手の俳優をすごく気楽にさせる良い先輩なので、今回も共演の話を聞いてすごくうれしかったです。この作品は、私にとって初めての主演作なのでプレッシャーもあったんですが、一緒にできて本当によかったなと思いますし、彼のおかげでよくできたような気もします。
ボヒョン「演じていくと思い入れがどんどん強く…」
――ボヒョンさんが演じるのは、遊ぶことが大好きな、世間知らずの財閥3世の刑事・イスという、これまでにないニューヒーローのキャラクター。演じるにあたり準備したこと、好きなところ、シンクロ率を教えてください。
ボヒョン:外見面でシンクロ率をどうやって上げていこうかなと思って、今回は衣装とかヘアスタイルなどにこだわりました。財閥というイメージに近づけるためにゴールドアクセサリーを身につけたりもして。自分と似ているかどうかよく分かりませんが、演じていくとイスというキャラクターに思い入れがどんどん強くなったんです。スタッフの皆さんも私のことをイスとして見てくださったんですね。
この作品は、イスの成長物語を描いた作品でもあります。彼が一見、すごく財力もあるし人脈も恵まれているので、下手すると嫌われるキャラかもしれないのですが、見ていくとちょっと切ない面もあるというか、結構哀れみを感じてもらえるようなキャラクターでもあると思うんです。そういうポイントにも目をつけてご覧いただくと、楽しんでもらえるんじゃないかな。
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