10人組の女性アイドルグループ・高嶺のなでしこ(城月菜央、涼海すう、橋本桃呼、葉月紗蘭、春野莉々、東山恵里沙、日向端ひな、星谷美来、松本ももな、籾山ひめり)が2月21日、都内で「メジャーデビュー当日 リリースイベント」を開催。オーディション時から同グループの活躍を見届け、スペシャルサポーターを務めるタレントの村重杏奈も参加した。
アイドルグループ・高嶺のなでしこ
「高嶺のなでしこ」は、「JDOL AUDITION supported by TIF」の最終合格者7名と、2022年5月31日に活動を終了した「ラストアイドル」の元メンバー3名の計10名によって2022年8月に結成され、サウンドプロデュースはクリエイターユニットHoneyWorksが担当。
高嶺の花のように多くの人から憧れられ手に入れることのできない、そして大和撫子のように日本女性の清楚な美しさとかわいらしさをもった誇り高きアイドルグループを目指しており、この日、ビクターエンタテインメントよりメジャーデビューした。
「会うたびにみんなどんどん成長していく」
イベント後の囲み取材で、高嶺のなでしこの印象を聞かれた村重は「最初の頃はあどけない感じがあって、それもかわいかったんですけど、毎回、久しぶりに会うことが多くて、会うたびにみんなどんどん成長していくので、これは日本のトップを取るアイドルになるんだなと思いますね」と絶賛し、「村重がデビューしたときはチンパンジーみたいな芋っぽさもあったんですけど、最近の子はそもそものビジュアルができている状態でアイドルになるので、レベルが高いなと思います」と舌を巻いた。
そして、アイドルの先輩として“高嶺のなでしこ”にアドバイスを求められた村重は「アイドルにすごく大事なのは、メンバー同士の仲のよさだと思います。最終的に仲がいいというのが1番、団結力につながると思います」と言葉に力を込め、「女の子が集まると“嫌だな”とか、日によって“この子どうしたのかな”とか思う日もあると思うんですけど、それでもみんなでカバーし合って仲良く目標達成してほしいなと思います」と助言。
自身が所属していたHKT48はどうだったのか追求された村重は「HKT48はめちゃくちゃ仲がよかったので、村重もグループ最高だったなって思って卒業できました」と声を弾ませ、「もしいつかみんながアイドルを卒業するときが来たら、最高だったなって思って卒業してほしいので、そう思います」と語った。
高嶺のなでしこのケンカエピソードにほっこり
“高嶺のなでしこ”のメンバー同士でケンカしたエピソードを聞かれると、橋本は「メンバーの春野莉々は食べるのが大好きで、いつも私たちの分のお弁当も『持って帰っていいですか?』って言って持って帰っちゃうんですよ!いつも3つくらい持って帰っちゃうので、それはどうかなと思います」とクレームを入れて笑いを誘った。
春野は「いつもみんなが『いらない』って言ったお弁当を、私はみんなに許可を取って持って帰ってるので、それは問題ないと思います!」と主張。村重は「かわいらしいエピソードですよ。弁当泥棒なんて」と目を細めた。
◆取材・文=風間直人