サーチライト・ピクチャーズ、映画「哀れなるものたち」などで「第96回アカデミー賞」5部門受賞
現地時間の3月10日に発表された「第96回アカデミー賞」にて、ディズニーの制作スタジオ、サーチライト・ピクチャーズが計5部門で受賞した。
映画「哀れなるものたち」4部門受賞
映画「哀れなるものたち」は、映画「女王陛下のお気に入り」(2018)で知られるヨルゴス・ランティモス監督が手掛ける最新作で、1月26日より全国公開中。
同作は、「第96回アカデミー賞」にて、主演女優賞(エマ・ストーン)、美術賞(ジェームズ・プライス、ショーナ・ヒース)、衣装デザイン賞(ホリー・ワディントン)、メイクアップ＆ヘアスタイリング賞(ナディア・ステイシー、マーク・クーリエ、ジョシュ・ウェストン)を受賞した。
物語は、自ら命を絶った不幸な若き女性ベラ(エマ・ストーン)が、天才外科医のゴッドウィン・バクスター(ウィレム・デフォー)の手によって奇跡的に蘇生することから始まる。
よみがえったベラは、“世界を自分の目で見たい”という強い好奇心に導かれ、放蕩者の弁護士・ダンカン(マーク・ラファロ)の誘いに乗り、壮大な大陸横断の冒険の旅へ出る。やがて貪欲に世界を吸収していくベラは、平等と自由を知り、時代の偏見から解き放たれていく。
「ラスト・リペア・ショップ」短編ドキュメンタリー賞受賞
ベン・プラウドフットとクリス・バワーズが監督を務めた「ラスト・リペア・ショップ」(ディズニープラスで配信中)は、「第96回アカデミー賞」にて短編ドキュメンタリー賞を受賞した。
同作は、アメリカ最大の都市・ロサンゼルスで1959年から続く、楽器を無料で修理して公立学校の生徒たちに提供する様子を描いた作品。アカデミー賞ノミネート経験のある二人の監督が倉庫の隅々まで撮影し、生徒のために8万を超える楽器の修理に情熱をかける職人たちのインタビューとともに贈るドキュメンタリー作品だ。
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
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