<厨房のありす最終回>門脇麦“ありす”の母と、永瀬廉“倖生”の父を殺した真犯人が明らかとなる
門脇麦が主演を務める「厨房のありす」(毎週日曜夜10:30-11:25、日本テレビ系、Huluでも配信中)の最終話が3月24日(日)に放送される。同作はマイペースで人とのコミュニケーションが苦手な自閉スペクトラム症(ASD)の店主・八重森ありす(門脇)が、街の小さなごはん屋さん「ありすのお勝手」で、大好きな化学の知識を基に、おいしくて優しい料理を生み出すヒューマンドラマ。
ありすを見守る個性的なキャラクターたち
「ありすのお勝手」にアルバイトとして転がり込む謎の青年・酒江倖生役を演じるのは永瀬廉。一見、すれていて無愛想な倖生だが根は心優しく、ありすの行動や言動に戸惑いながらも、徐々に寄り添い支えるようになっていく。
また、ありすの幼なじみ・三ツ沢和紗役には前田敦子。和紗は工務店の娘で地元では有名な元ヤンだが、幼いころからずっとありすのことを守ってきた。今はありすのお店でホール係として接客を担当しているが、第3子を妊娠中で、出産に合わせて代わりのアルバイトを探している。そこに現れる倖生に自閉スペクトラム症のありすとの接し方や独自のルールを教えていく。そして、家では息子2人を育てるしっかり者の母親として毎日奮闘している。
さらに、ありすの父親で有機化学を教えるゲイの大学教授・八重森心護を演じるのは大森南朋。3歳でありすを引き取り、大きく深い愛情でありすを見守り育ててきた“ゲイのお父さん”心護の思いとは。
これまでの放送では――
ありす(門脇麦)は、心護(大森南朋)と誠士(萩原聖人)の会話を盗み聞きした百花(大友花恋)から、思いがけない話をされて驚く。25年前の五條製薬の火事は放火殺人だった。しかも、犯人は倖生(永瀬廉)の父・晃生(竹財輝之助)に濡れ衣を着せた横領犯と同一人物…。
真実が知りたいありすは心護を問い詰めるが、心護はごまかすだけで、本当のことを教えてくれない。もしかして、お父さんがお母さんを…? 不安になるありすに、倖生は2人で調べることを提案。未知子(国仲涼子)を殺し、晃生を追い詰めた真犯人を突き止めるため、ありすと倖生は動き出す。
そんな不穏な空気が漂う八重森家とは打って変わって、三ツ沢家では和紗(前田敦子)と赤ちゃんの退院パーティーがにぎやかに開かれる。そんな幸せな家族の姿をありすは目の当たりにする。
ありすと倖生は、百花からの情報で、25年前の火事を知る重要人物の元を訪ねる。そこからたどり着いた、まさかの真犯人の手がかりとは。そんな2人の動きを察知した心護は、不審な行動を始める。
最終回直前、ミステリーが大きく動く。ありすの母と倖生の父、2人を死に追いやったのは一体誰で、その目的とな何なのか。ともに真実に向き合う、ありすと倖生の関係にも変化が。そして、ついにありすは、実の父親が誰かを知ることになる。
Universal Music
発売日: 2024/03/13