嘘をついてまで実々花にアイドルを続けさせようとするケイタ…
翌日、ケイタが働く熱帯魚店に実々花がやってくる。実々花はケイタにアイドルを辞めることを直接伝えに来たのだった。そして2人で話すことになったケイタは、実々花に対し「せっかくアイドルと近付けたと思ったのになぁ」「もし実々花と付き合えたら、見返せると思ったんだよね」「普通の女の子に戻るんでしょ、じゃあもういいや」と、思ってもいないことを言って無理やり笑顔を作る。そんなケイタに対し、実々花も「良かった。勘違いされて、ストーカーにでもなられたらどうしようかと思ってたんだ」と答えた。
そしてケイタは「もしまたアイドル続けたとしても、二度と近づかない」と実々花に決意を伝え、「だからさ、アイドルは続けなよ」「実々花はアイドルでいなきゃだめだ」と説得。“理想やプライドを気にせずに、今度は実々花のやりたいようにアイドルをやってほしい”と、ファンとしての想いを語った。
そんなケイタの言葉を聞いて、思わず涙を流す実々花。「私は…」と自分の想いを打ち明けようとしたところで、同話は幕を閉じるのだった――。
次回が最終話となる第12話では、卒業ライブでこれまでの活動を振り返りながらパフォーマンスを行う実々花たちの様子が描かれる。また次回予告映像では、実々花の卒業ライブを観客席から見守るケイタの姿が…。第12話は3月30日(土)の夜11時から放送予定となっている。
これまでのあらすじ
アイドルグループ「テトラ」のセンターを務める高校2年生の実々花は、アイドルとしての毎日に漠然とした違和感と不安を抱えていた。一方、夢や目標もなくいつも周りに合わせて生きている冴えない大学生・ケイタは、ある日知人に誘われたアイドルのライブで「テトラ」と出会い、実々花にガチ恋してしまう。
その後、「テトラ」のチェキ会で実々花と初めて話すことになったケイタだが、どういうわけか彼女に「死なないでね」と告げる。その一言が胸に刺さり、ケイタの存在が気になった実々花は、ファンとアイドルの垣根を超え、ケイタのバイト先である熱帯魚ショップへと向かうのだった…。
ケイタとの距離を縮める中、実々花自身も自分の存在意義を見出したりと、その存在は実々花の中で確実に大きくなっていき、2人は水族館デートををするなど距離を縮めていく。
しかしそんなファンとの“繋がり”がメンバーのサヤにばれ、芸能活動を頑張りたい実々花はケイタとの関係を断ち切る。テトラの一員として頑張ることを決めた実々花だったが、そんな矢先、事務所に“実々花がファンと繋がっている”というタレコミが送られてくる。テトラのメンバーにも迷惑をかける形になってしまい、責任を感じた実々花は“卒業”を決めて――。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
※しずる・KAZMAの「Z」は正式にはストローク付き表記
https://vod.shochiku-tokyu.co.jp/playlist/5a237785d81f428fa42b35d6bade8a70
▼TVerで「アイドル失格」を見る
https://tver.jp/series/srz0ak96mq
▼DMM TVで「アイドル失格」を見る
https://tv.dmm.com/vod/detail/?season=2fv5w3xars393ezpsx4938fem
■BS松竹東急特集はこちら