<アンメット ある脳外科医の日記>杉咲花が記憶障がいのある脳外科医を演じるヒューマンドラマが「息切れするほど泣いた」と反響大 今日から間に合う1~3話をプレイバック
“記憶障害の脳外科医”という前代未聞の主人公・川内ミヤビ(杉咲花)が、目の前の患者を全力で救い、自分自身も再生していく新たな医療ヒューマンドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」。5月6日(月)に4話が放送予定で、今ならTVerで1話と3話が無料配信中だ。まだ放送に追いつけるこのタイミングで、「アンメット ある脳外科医の日記」を振り返ってみよう。
第1話あらすじ
1年半前、不慮の事故で脳を損傷した脳外科医のミヤビは、過去2年間の記憶をすべて失い、新しい記憶も1日限り、寝て起きたら前日の記憶がなくなってしまう記憶障害に。毎朝5時に起きて机の上の日記を読み、失った記憶を覚え直すことから1日が始まる。現在は、関東医科大学病院脳神経外科の教授・大迫紘一(井浦新)の治療を受けながら、記憶をなくす前の研修先だった丘陵セントラル病院に勤務しているが、医療行為は一切行わず、看護助手として働いている。
そんなある日、アメリカ帰りの脳外科医・三瓶友治(若葉竜也)が新たに着任し、ミヤビが院内を案内していると、急患が運び込まれてくる。患者は女優の赤嶺レナ(中村映里子)で、検査の結果、脳梗塞と判明。夫でマネジャーの江本博嗣(風間俊介)の同意を得て、すぐさま治療が行われることになり、三瓶はミヤビにも手伝うよう指示するが、看護師長の津幡玲子(吉瀬美智子)がそれを制止。三瓶は、治療後、救急部長の星前宏太(千葉雄大)から、ミヤビが記憶障害であることを聞かされる。
治療を受けたレナは目を覚ましたものの、言葉を出すことがほとんどできず、後遺症による失語症と診断。女優として絶望的な状況を目の当たりにしながら、何もできない自分にミヤビは葛藤する。
そんなミヤビに、三瓶は記憶障害のことを知った上で、「人手が足りないんだから、できることはやってもらわなきゃ困る」と言い放ち、ミヤビにも医師として診察や診断をさせるよう、院長の藤堂利幸(安井順平)に直談判して…。
初回からミヤビが脳外科医として前進していく姿が描かれた。X(旧Twitter)でも「息切れするほど泣いた」「人を信じる希望に満ちた名作」「杉咲花も若葉竜也も全員最高にかっけぇ」とコメントが寄せられてトレンド1位を記録していた。
第2話あらすじ
三瓶の助手として、記憶障がいのミヤビが手術に参加したことは大きな波紋を呼び、ミヤビの主治医である大迫は、「危険極まりない行為だ」と院長の藤堂に猛抗議。看護師長の津幡もそれに同調する。ミヤビは、大迫の言葉を胸に、まずは焦らず後遺症のある自分にしかできないことを探そうと思い直す。
そんななか、サッカー強豪校でエースとして活躍する高校生の鎌田亮介(島村龍乃介)が試合中に倒れ、救急に運ばれてくる。検査の結果、右脳を損傷している亮介には身体の左側の感覚を全て失う“左半側無視”という後遺症が残っていると判明。
亮介は、左が見えないだけでなく、左側の情報を全て無視してしまう重い症状でまっすぐ歩くこともままならない。それでも、チームの仲間と全国大会出場を目指す亮介は、落ち込むどころか、サッカー復帰を目指して懸命にリハビリに励む。ミヤビはマンツーマンで亮介のリハビリに寄り添うが、やがて“つらい現実”を亮介に伝えなければならなくなる…。
一方、記憶障がいの自分に主治医が務まるのか不安を覚えるミヤビに、三瓶は「僕がそばにいますから」と背中を押す。あくまで医者としてサポートするという三瓶のその言葉になぜか胸がザワつくミヤビ。日記で読んでも自分の感情の正体が分からないミヤビは首をかしげる。
2話では同僚の脳外科医・三瓶の口からミヤビと婚約していたことが告げられ、まさかの展開に衝撃が走った。X(旧Twitter)でも「最後の最後に衝撃の事実すぎた」「“日記に書かないでください”とかもう、心臓ダイレクトにぎゅうっとしてくるせりふ」「どうしよう婚約者だったのわかっちゃったら、今後三瓶先生がかわいく見えちゃう」と反響を呼び、トレンド入りを果たしていた。
第3話あらすじ
ミヤビの記憶障がいは治る可能性があると示唆したうえに、「僕たちは、婚約していました」と驚きの過去を明かした三瓶。あまりに突然の告白に激しく動揺したミヤビは、その言葉を日記に残すかどうか迷う。さらに翌日には、星前から、三瓶が持っていたというミヤビと三瓶のツーショット写真を見せられ、ミヤビはますます混乱する。
そんななか、病院スタッフの間で、津幡が大迫の元を訪ねたという噂が流れる。嘘か真か、津幡は患者の安全を最優先に考え、ミヤビを手術に参加させるべきではないと直談判しに行ったらしい。すると、看護師たちの間では、安全室長として日頃からスタッフに厳しく接する津幡に反発する声があがり、星前もさすがに越権行為だと藤堂に抗議。しかし藤堂によれば、津幡が患者の安全に固執するのには、ある理由があるという…。
第3話はミヤビが懸命に後遺症に苦しむ亮介の心に寄り添う様子が描かれた。SNSでは放送前から、「津幡師長の過去気になる」「ミヤビちゃん婚約のことノートに書いたのかな」「三瓶先生はどんな気持ちでミヤビちゃんのそばにいるんだろう」と今後の展開を期待する声が上がっていた。