<光る君へ>吉高由里子も言及「おもしろい展開」“まひろ”紫式部と“ききょう”清少納言の素敵な関係に癒やされる
吉高由里子が主演を務める大河ドラマ「光る君へ」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)の第21回「旅立ち」が5月26日に放送され、清少納言こと“ききょう”(ファーストサマーウイカ)が“かなしき中宮”定子(高畑充希)のために文章をしたため始めるエピソードが描かれた。(以下、ネタバレがあります)
「中宮様のために何かお書きになってみたら」
「源氏物語」を生み出した平安時代の女流作家・紫式部の人生を描く「光る君へ」。大石静が脚本を務め、主人公・紫式部こと“まひろ”を吉高が、彼女の生涯の“ソウルメート”となっていく藤原道長を柄本佑が演じている。
すべてに絶望した定子が第20回のラストで髪を切り、出家した。続く21回では、お付き女房・清少納言として定子を一途に慕うききょうが、定子を案じ、心を痛めていた。
ききょうはまひろを訪ね、「中宮様をお元気にするにはどうしたらよいかしら。まひろ様によいお考えはない?」と相談。まひろは、ききょうが以前、定子から高価な紙を賜ったと話していたのを思い出し、「その紙に中宮様のために何かお書きになってみたらよいのでは?」と提案した。
折に触れ、まひろを訪ねるききょう
ききょうはこれまでも折に触れ、まひろのもとを訪ねては内裏での噂話をしたり、お菓子をふるまったりと、よい関係を築いてきた。
ともに高い教養を持ち、機知に富んだ会話ができる貴重な話し相手としてまひろを慕うききょう。中関白家の没落をはじめ殺伐としたシーンが続く中、二人が言葉遊びで盛り上がり、おかしそうに笑い合う姿は明るく軽やかで、本作の癒やしシーンの一つとなっている。