岡山天音「毎話完成品を観て衝撃を受けています」出演作『アンメット』の魅力を明かす
杉咲花が記憶障がいを抱える脳外科医を演じる医療ヒューマンドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」(毎週月曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)の第8話が、6月3日(月)に放送される。放送に先駆け、綾野楓役・岡山天音からコメントが到着した。
綾野は麻衣から別れを告げられる
本作は、“記憶障がいの脳外科医”という前代未聞の主人公・ミヤビ(杉咲)が、目の前の患者を全力で救い、自分自身も再生していく新たな医療ヒューマンドラマ。原作は「モーニング」(講談社)で連載中の同名漫画で、元脳外科医である子鹿ゆずるが描く“リアル脳外科医”の世界が、医療従事者のみならず、各方面から絶賛されている話題作。
5月27日に放送・TVer等で配信された第7話では、抗てんかん薬の量を増やしたことでミヤビの記憶障がいがわずかに改善するも、しばらくすると記憶錯誤の症状が出始める。しかし、ミヤビは頭の中に記憶が残っていることで、昨日が今日につながっていることがうれしく、その喜びを手放したくないと、自分なりに努力を重ねる姿が描かれた。また、医師としての今の自分に不安を抱えながらも、それを乗り越えたいミヤビは、三瓶(若葉竜也)に「頼っていいですか」と素直な思いを吐露。不安な気持ちとは裏腹に、前向きに生きようと明るい笑顔を見せるミヤビの姿と、ミヤビの言葉に「うん」「うん」と相槌で応える三瓶の姿に視聴者も反応。SNSには「2人のやりとりが最高」「今までミヤビちゃんに寄り添ってきた気持ちが通じたね、三瓶先生」「ずっと幸せでいてほしいと思った」と、2人を応援するメッセージが寄せられた。
そんな中、対照的だったのが第7話のラストシーン。ミヤビの脳裏に、三瓶から「僕たちは、婚約していました」と、打ち明けられたシーンがフラッシュバック。次回、否が応でも三瓶を意識せざるを得ない状況になりそうな一方で、政略結婚を前提に付き合っている綾野(岡山)と麻衣(生田絵梨花)のカップルは、突如、麻衣が「結婚するのやめよう」と別れを切り出す衝撃の展開に。その言葉に呆然としながらも、婚約者の真意が分からず険しさをにじませる、大人の色気漂う綾野の表情が話題を呼んだ。
ミヤビに思いを寄せていた様子も
これまで、麻衣という婚約者がいながら、三瓶が丘陵セントラル病院に着任すると、かつて思いを寄せていたミヤビをまだ気にかけている素振りを見せていた綾野。一方で、大迫(井浦新)の従順な部下として出世街道をひた走り、その地位を盤石なものにするための婚約と思われていたが、その政略結婚の裏には経営難の実家「綾野病院」を救う目的があったことが発覚。さまざまな事情と思いの中で揺れていて、一体どれが本当の顔なのか分からないほど、多彩な表情を見せてきた綾野が、徐々にその本質を露わにしてきている。
そんな綾野のカメレオンぶりを見事に演じているのは、実力派俳優として話題作に引っ張りだこの岡山。SNS上でも、「ナチュラルな演技なのに、作品によって全然違う。今回は怪しげながらも切なそうで、色っぽさもあり」「若葉竜也さんと岡山天音さんの静かな熱量がかっこよすぎる。このキャスト陣のアンサンブルが毎週観られるのはご褒美でしかない」「天音くんのセリフなしの表情での演技、本当にすごい」と、登場するたびにその演技を絶賛するコメントが飛び交っている。