木村拓哉が主演を務めるドラマ「Believe-君にかける橋-」(毎週木曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系)の第7話が6月6日に放送。怒涛の展開のなか、天海祐希演じる狩山(木村)の妻・玲子が、狩山を想う気持ちだけが信じられると話題に。玲子からの“愛”ある名前呼びに感涙も、ラストに放った狩山からの驚愕(きょうがく)な言葉が反響を呼んでいる。(以下、ネタバレを含みます)
希望と再生のヒューマンエンターテインメント「Believe-君にかける橋-」
本作は、脚本家の井上由美子や監督の常廣丈太ら、木村主演ドラマ「BG~身辺警護人~」(2018年、2020年)チームが再集結して制作するテレビ朝日開局65周年記念作品。橋づくりに情熱を燃やす設計者が、わけあって刑務所に収容されてしまい、希望と再生の道を模索していくサスペンスかつヒューマンエンターテインメント。
木村が主人公の大手ゼネコン「帝和建設」土木設計部部長の狩山陸を、天海が狩山の妻・玲子を演じ、竹内涼真、山本舞香、一ノ瀬颯、北大路欣也、上川隆也、斎藤工、小日向文世らが出演。MAN WITH A MISSIONの「I'll be there」が主題歌となっている。
天海祐希“玲子”、木村拓哉“狩山”を心配する言葉に愛があふれる
玲子(天海)は入院を先延ばしし、逃走する夫・狩山の行方を追っていた。狩山から届いた手紙を託していた弁護士・秋澤(斎藤)に電話し、自分のスマホに非通知着信があり、それが狩山からではないかと報告。そして狩山のことを「使命感に突き動かされたら諦めないバカなんです」と話し、狩山を止めるのが自分の最後の役目だと話す。
玲子は転落事故でケガをした狩山の部下・南雲(一ノ瀬)の見舞いに行った。後ろめたい気持ちがあるからか、そっけない態度をとる南雲。狩山について知っていることを教えてほしいと話す玲子は、最初は腹が立っていたが、狩山が逃げているのはよほどのことではないかと思い、「自分だけでも味方にならなきゃ」と思ったと続けた。
玲子が狩山を心配し発する言葉に愛があふれる。「玲子は深いところで陸を理解し、揺るぎない信頼がある」「本当は今にも壊れそうで泣きたいはずなのに、残された貴重な時間を夫の為に使おうとしている」「南雲さんの病室を見舞った玲子さんが語った陸さんへの思いや結婚する2人に送った祝福の言葉は、きっと2人に響いたはず」などの声があがる。
天海祐希“玲子”「陸」、“愛”ある名前呼びに感涙も木村拓哉“狩山”の言葉に驚愕
狩山の逃走に協力した刑事の黒木(竹内)は、狩山と連絡が取れなくなり、玲子のもとへ。自分が狩山を逃したことを話し、自分の推測が外れていなければ狩山は危険だと続けた。黒木からの申し出なのか、玲子が狩山に電話。その着信に応答した狩山は無言だったが、玲子が「陸」と名前を呼ぶと話し始める。玲子に離婚届けをまだ持っているかと尋ねた狩山は、「俺と別れてくれ」と話すのだった。
玲子の初めての名前呼びに「スマホ越しの玲子さんからの“陸”呼び…愛だった」「玲子さんが陸って呼んだ瞬間の狩山さんの表情、嬉しそうな泣きそうな安堵したようなグッと来た」「自分が陸なら、あの状況あの世界で唯一信じられる愛する人の声で名前呼ばれたら泣いてしまう」「『陸』そう電話で呼んだ玲子。その瞬間私が泣いてしまった」「本当にこのタイミングで『陸』って名前呼び入れた脚本強すぎよ」などの声があがる。
さらに狩山からの離婚の申し出に「陸の『離婚してくれ』は優しさからだよね」「陸は、これ以上玲子さんに心配かけちゃいけないし、危険な目に遭わせてもいけない…って思ったんだろうな」「陸が大きな相手と闘う覚悟決めて、迷惑がかかると思ったんじゃろ」「この誰が味方なのか衝撃だらけの物語の中で狩山夫妻のシーンは胸がいっぱい」「狩山陸さんと玲子さん、お互いに想い合ってるのに辛い」などの声もあがり反響を呼んでいる。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
TCエンタテインメント