新メンバーの3人も活躍
メドレー後のMCは、新メンバー3人にスポットを当てた内容に。3人はメインステージからダッシュでサブステージへ走るなどフレッシュな一面を見せ、石井が「先輩方のお陰で、こんなにも早く日本武道館のステージに立つことができてうれしいです」と、先輩への感謝を口にした。
また、3人は自分たちのことを覚えてほしいという思いから、それぞれの好きな花と花言葉を発表。
先陣をきった土居は「好きな花は楓、花言葉は大切な思い出です。1人でも多くの方に大切な思い出を残してもらえるような歌が歌えるように頑張ります」と宣言。好きな花はピンク色のチューリップだという村田は「花言葉は誠実な愛。ファンの皆さんに偽りのない誠実な愛を届けられるような歌手になりたい」とニッコリ。そして石井は「好きな花はかすみ草。花言葉にある感謝と幸せを、ファンの皆さんにたくさんお届けしたい!」と、3人はそれぞれの目標を語った。
最後に石井が「まだまだスタートラインに立ったばかりの3人ですが、椿のように凛とした美しさと、強さを持った歌手になれるよう先輩たちの背中を追って頑張りたいと思います」と宣言し、3人でういういしく「うるわしのカメリア」をパフォーマンス。その後は“リトキャメ”の4人が「ふわり、恋時計」、先輩メンバーが「ハナモヨウ」を歌い、再びMCのコーナーへ。
MC後のターンでは、8月28日(水)に発売されるトリプルA面シングルの中から「ベイビースパイダー」を披露。現体制での最初で最後のシングルのパフォーマンスに、会場からは大きな歓声が。その勢いのまま、「雨宿りのエピローグ」「弱さじゃないよ、恋は」「七分咲きのつづき」と立て続けに歌い上げると、メンバーは一度バックステージへ捌けていった。
OGメンバーが登場し、“初期つばきファクトリー”が限定復活
メンバーたちを待つ間、ステージ上のスクリーンでは卒業への思いを語る新沼や、新沼卒業後のグループ像を語るメンバーの映像が放映された。
映像が終わるとメンバーが再びステージに登場。「I Need You ~夜空の観覧車~」が流れる中、メンバーが卒業する新沼へのメッセージを送った。福田は「6月10日は間違いなく、新沼さんが全世界のアイドルの中でトップです」と話し、秋山は「これからもたくさん笑っていてね」と伝えるなど、メンバーがそれぞれの思いを語り、インディーズ時代から苦楽を共にしてきた谷本は涙を流しながら感謝の言葉を口にした。
ここでスペシャルゲストとして、OGメンバーの山岸理子、小片リサ、岸本ゆめの、浅倉樹々が登場し、新沼と谷本を交えた初期メンバー6人で、インディーズ時代の楽曲「気高く咲き誇れ!」を披露。
初期メンバー全員がそろってのグループ単独公演での日本武道館初パフォーマンスに、ファンも大歓声で呼応。その余韻が冷めないうちに、小野、小野田、秋山も参加。メジャーデビュー時の9人がそろい、メジャーデビュー曲「初恋サンライズ」を歌い上げた。曲中にメンバーがジャンプする“サンライズジャンプ”では、OGメンバーがデビュー当時を彷彿させるエネルギッシュなジャンプを見せ、会場のファンも一体となって盛り上がった。
ここからライブは後半戦に突入。8月28日発売のトリプルA面シングルの1曲「青春エクサバイト」から「涙のヒロイン降板劇」「アタシリズム」とたたみかけ、公演はラストスパートへ。
「Power Flower ~今こそ一丸となれ~」「今夜だけ浮かれたかった」「妄想だけならフリーダム」と、グループきってのアップチューンなナンバーで、会場のボルテージも最高潮に。
そして、最後は「My Darling ~Do you love me?~」を歌い、ライブ本編は終了となった。
Sony Music Marketing inc.