![「花咲舞が黙ってない」第10話より](https://thetv.jp/i/nw/1203443/13192294.jpg?w=1284)
舞の最後の熱過ぎる「お言葉を返すようですが」と「黙りません」
昇仙峡の計らいで委員会の音声を聞いていた舞と相馬は絶望するが、そこに藤枝が現われ、紀本の悪事の証拠を差し出した。舞と相馬は調査委員会の場に乗り込み、藤枝が持ってきた証拠を提示。
追い詰められて「銀行のためにやったこと」と言い逃れようとする紀本に対し、委員会に出席していた東京第一銀行と合併を予定している産業中央銀行の半沢直樹(劇団ひとり)が、紀本個人でインサイダー情報を使って私腹を肥やしていた証拠を提示した。
それでも悪あがきする紀本に、舞の「お言葉を返すようですが」が飛び出す。「銀行員として絶対に許されない重大な犯罪です」と続けた。イラつく紀本が「うるさい、黙れ!」と大声を出すが、「いいえ、黙りません!」と対抗。これまで臨店の仕事で出会った頑張っている人々のことを語り、「今、紀本部長がこの銀行のためにできることは、罪を認め、この組織のうみをあぶりだすことです。犯した罪の責任はご自分でお取りください」と告げた。
舞が出会ってきた人々は、お金も権力もなく、舞も含めて世間的には“小さき者”といわれる存在。しかし、健が言っていた「何の権力もない、何のしがらみにも縛られない、そんな小さき者だからこそできることがある」を、舞は見事にやり遂げることができた。
痛快な逆転劇にSNSも沸騰。「気持ちよい終わり方」「清々しいラスト」「スカッとした」「最後の花咲さんの言葉に泣けた」「昇仙峡と相馬の『お言葉を返すようですが』もあって、とってもよかった」「『お言葉を返すようですが』も好きだったけど、黙れ!って言われた後の『黙りません!』が今田美桜ちゃん演じる花咲舞らしさが出てて好きだった」といった感想と共に終幕した。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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