「Aチャンネル」「おおきく振りかぶって」などの名作アニメが勢揃い、BS松竹東急のアニメ編成担当が語る“作品選びのポイント”
アニメ編成担当・京谷氏 コメント「『見たい!共有したい!』と思ってもらえる作品選びを心がけています」
――7月スタートのアニメ2作品(「文豪ストレイドッグス 第2期」と「有頂天家族2」)の見どころや注目ポイントを教えてください。
「文豪ストレイドッグス 第2期」については、なんと言っても太宰の過去!黒の時代。コレに尽きると思います。「有頂天家族2」については、100年ぶりに帰ってきた“二代目”から始まる騒動と、個人的には矢一郎です。
――ラインナップがアニメファンから好評とのことですが、作品選びにおいてどういう視点でチョイスをしているのでしょうか?
ありがとうございます!周年やなんらかの接点はもちろん考えつつ、男性にも女性にも世代を超えて幅広く受け入れられる作品を意識しています。また、昔の作品だからこそ、BS初放送作品になりえたりする作品も検討します。
私の中で、アニメは唯一「見たい!共有したい!」と思う作品は、チャンネルを探して合わせてくれるジャンルだと思っているので、視聴者の方がそう思ってもらえる作品選びを心がけています。
――BS松竹東急のアニメ帯が特徴的です。視聴者にどんな体験をしてほしいですか?
最新ではなく、あえて深夜アニメが盛り上がり始めた頃の作品から、もしくはもっと古い作品から選定していること。また、全てのアニメ作品に字幕をつけて放送していることが弊社の特徴かと思います。
誰かにとっての青春そのものだったり、通過点だったり、思い出が詰まっている作品にもう一度、また当時は見逃してしまった、そもそもそのアニメをご覧になっていない若い世代の方々にも、BS松竹東急での放送が新たな発見、出会いの場となることも願っています。
――7月以降、どんな作品が控えているのでしょうか。
年明けに弊社のみで放送した、つむぎ秋田アニメLabさん渾身のオリジナル作品「明治撃剣-1874-」の再放送や、引き続きの「おおきく振りかぶって」、「ARIA」シリーズ、その他、カッコよくてオシャレな作品や、可愛いけどそれだけじゃない!作品を準備しています。
最近「次は何の作品がくるんだ?」と話題にしてくださる方々も結構いらっしゃるみたいなので、発表まで予想しながら楽しみに待っていていただけると嬉しいです!
JVCエンタテインメント