山での過酷な撮影エピソードも
本作は、山での撮影もあり、杉野は「第1話の最後の方に山頂アタックするシーンが映るんですけど、それはぜひ楽しみにしてほしいなと思ってます。 5時間くらいかけて山に登って、山の上の方って天候がすごい変わりやすいんですよ。晴れ間がほとんどなくて、10分くらいだけ晴れてその瞬間に(急いで)みんなで撮りました」と山での撮影の過酷さを語りつつ、「その日、他のスタッフさんはオフだったんですけど、ロープウェイを降りて下のところで、スタッフさんが休みの日なのにいらっしゃって、拍手で出迎えてくれたりして、 これはすごくいいチームだなって思いました」とうれしかった出来事を明かす。そんな杉野の演技について大森は「お芝居の集中力の高さにはすごく感心しているところですし、勉強になります」とコメントし、杉野から「(今度)ご飯に行きましょう」と誘われていた。
宮澤は岡崎について「本当にめちゃくちゃ大好きです」と告白し、「芯がしっかりしてる人だなって感じていますし、お芝居への向き合い方も真面目です。同時にユーモアのセンスもあると思います」と絶賛。
向井康二は父親役に挑戦
向井は、父親役の心づもりについて聞かれると「役が決まってからか、お父さんと電話をする機会が増えましたね。前まではお母さんに電話する機会が多かったんですけど、最近はおかんより先におとんに電話する機会が増えまして、それにおかんがやきもちをやいている。大変です。お父さんっていろんな方がいると思うんですけど、僕は背中で語れる父親になれたらいいなとは思います」と心境を語る。
また、Snow Manの目黒蓮が本作の前枠「海のはじまり」で父親役を演じているため、父親役について目黒と会話する機会があるかという質問には、「そういう会話はないですけど、このドラマの1個前にやっているドラマなので、共通点はあってうれしかったです。(「海のはじまり」の)プロデューサーさんには、『僕らより前なんで頼むよ』って言いましたね。盛り上げてくださいねというふうにはお願いしました」と明かす。また、向井は大森とは同じシーンはまだないと言い「今日はじめましての挨拶もしました。杉野くんに手を繋がれながら、『あいさつ行こっか』っていう感じで。子供のように」とあいさつにいった際のエピソードも語った。
撮影・取材・文=水沢あすみ