小池栄子と仲野太賀がW主演を務めるドラマ「新宿野戦病院」(毎週水曜夜10:00-10:54、フジテレビ系/FODでは毎週放送終了後から次週のエピソードを先行独占配信)の第2話が、7月10日に放送。軍医として戦場で命と向き合ってきた小池演じる医師・ヨウコが語る言葉の数々が胸にささりまくる。さらに、英語と岡山弁をミックスして話すヨウコの姿が「クセになる」「“藤井風”的」と話題となり、初回に引き続き2週連続でトレンド入りを果たした。(以下、ネタバレを含みます)
宮藤官九郎オリジナル“救急医療エンターテインメント”「新宿野戦病院」
本作は、脚本家・監督・俳優・ラジオパーソナリティー・ミュージシャンなど幅広く活躍する宮藤官九郎による完全オリジナル脚本。新宿・歌舞伎町を舞台に、“ワケあり”な登場人物たちが交錯する社会の構図をテーマとし、“命”の尊さを投げかける新たな“救急医療エンターテインメント”。
小池がアメリカ国籍で元軍医のヨウコ・ニシ・フリーマンを、仲野が麻酔医の勉強をする美容皮膚科医・高峰享を演じ、橋本愛、平岩紙、岡部たかし、馬場徹、塚地武雅(ドランクドラゴン)、濱田岳、余貴美子、高畑淳子、生瀬勝久、柄本明らが出演。サザンオールスターズの「恋のブギウギナイト」が主題歌となっている。
小池栄子“ヨウコ”、ペヤングを頬張りながら“命”を語る
ヨウコが住み込みで働くことになった聖まごころ病院に、薬を過量摂取したトー横キッズの宮嶋まゆ(伊東蒼)が運ばれてきた。市販の鎮痛剤だったため命に別状はなかった。宮嶋が目を覚まし、病院内を歩いているところをヨウコが発見。お腹が空いたという宮嶋が、ペヤングを作り食べようとすると、ヨウコが興味津々。一口食べて気に入ったヨウコが、もりもり食べている姿を見ているとお腹が空いてくる。
家に帰されることを嫌がるまゆに、薬を飲んだのは死ぬつもりだったのかと問うヨウコ。自分が死んでも悲しむ人がいないというまゆに、ヨウコは「わしは悲しい」と、戦場などで今まで治療してきた患者を思い出し、命の大切さを語る。ペヤングを頬張りながらも、実直に命と向き合ってきたヨウコの話は、まゆの胸に響いたようだ。
小池栄子“ヨウコ”、寺本莉緒“リリカ”の飛び降りを阻止するが…
親が迎えにきて家に帰ったまゆを、ヨウコが夜の歌舞伎町で見かける。人権保護のNPO法人代表・南舞(橋本)に連絡しようとしたところ、スマホのバッテリーが切れてしまった。60分無料のホストクラブに入って充電しながら電話し、店を出ようとしたところ、No.1ホストのダイスケ・ダルメシアン三世(細貝圭)のため、シャンパンタワーを注文するはめになってしまった。
ダイスケの姫・リリカ(寺本莉緒)がお金を持ってやってきた。シャンパンタワーを入れるために風俗でお金を稼いでいたリリカは、「もう死ぬ」とビルの屋上から飛び降りようとする。そこにヨウコがやってきて、頭・下半身・背中から落ちた場合の画像をタブレットで見せながら説明。とにかく痛いけど死ねないという言葉を聞き、死ぬのをやめたリリカの代わりに、ダイスケがビルから落ちてしまった。
ビクターエンタテインメント
発売日: 2024/03/20