映美くららが大奥で絶大な権力を持つことになる家斉の乳母に!
大河ドラマ初出演の映美は、家斉の乳母・大崎を演じる。大崎は、11代将軍・家斉の乳母で、家斉の将軍就任後、大奥で絶大な権力を持ったといわれる役どころだ。
吉沢は、親田沼派の勘定奉行・松本秀持(ひでもち)を演じる。松本秀持は、身分の低い家柄であったが、田沼意次に抜擢され勘定奉行となり、印旛沼・手賀沼の干拓事業や経済政策などに従事。また、蝦夷地調査を意次に上申し、調査隊を派遣することになる、という役どころだ。
矢本は、反田沼の“世直し大明神”・佐野政言(まさこと)を演じる。佐野家は三河以来、徳川家に仕えた歴史があり、代々番士を務めた家柄。江戸城内で若年寄の田沼意知に切りつけ、重傷を負わせ絶命させた。幕府は「私憤からの乱心」として切腹を命じるが、庶民からはこれを「世直し大明神」と称えられることになる、という役どころだ。
石坂浩二が14年ぶりに大河ドラマに出演!
相島は、田沼の外戚の老中・松平康福(やすよし)を演じる。松平康福は、石見国浜田藩主、下総国古河藩主、三河国岡崎藩主、そして浜田藩主とたびたび国替えを経験。娘を意知に嫁がせ、田沼意次とは親戚関係となる。意次の失脚後も松平定信の老中就任や寛政の改革に最後まで反対したといわれる役どころだ。
そして、今回が14年ぶり、12作目の大河ドラマ出演となる石坂は、“西の丸の爺” 老中首座・松平武元(たけちか)を演じる。松平武元は、吉宗、家重、家治の将軍三代に仕え、家治からは「西の丸の爺」と呼ばれ信頼された「老中首座」。上野国館林藩主でもあり、その官位から「右近将監」(うこんのしょうげん)様と呼ばれ、敬愛を集める、という役どころだ。