歪んだ怒りと通報
組織の拠点に戻ったイム・スホ。体勢を立て直そうとするが、イム・スホは自身の顔を知られており、ターゲットであるハン教授の身辺は固められてしまっている。成功の可能性が薄いと判断した北朝鮮は、更なる部隊を派遣。状況を知ったイム・スホだったが、それでも任務をこなすために情報を集める。組織にもこれまでのウン・ヨンロとのことは知らせず、ふたたび作戦遂行に戻るのだった。
一方で、寮の受付であるケ・ブノクとウン・ヨンロの関係は悪化してしまう。合コンでイム・スホを狙っていたケ・ブノクは、オープンハウスでウン・ヨンロと彼が一緒にいるところを見てしまっていた。逆恨みでウン・ヨンロを憎み始めたケ・ブノクだったが、やがてイム・スホがスパイだったことに気づく。
ケ・ブノクが電話口に向かって「スパイをかくまった人を通報したらいくらもらえます?」と話をしていると、そこに現れたのは寮長だった。寮長はすかさず電話を切り、ケ・ブノクを追及。ケ・ブノクは207号室の寮生たちがかくまっていたこと、そしてその証拠としてマンドンが隠し持っていたイム・スホの血痕が残る服を提示する。
寮長はケ・ブノクと2人になったところで、「かくまった男はスパイではなく学生運動家よ」と告げた。そして彼女が通報すれば、「アカの妹」であるケ・ブノク自身も取り調べを受けることになると警告。「拷問されて刑務所に入れられたくなければおとなしくしてなさい」「恩師の頼みでなければ、あなたなど雇ってない」と厳しい言葉を重ね、ケ・ブノクに207号室の寮生を呼ぶように指示を出す寮長。ケ・ブノクは、悔し涙を流しながら部屋を後にするのだった。
207号室の寮生を呼び付けた寮長の思惑とは
7話までのスノードロップは、寮内へと逃げ込むしかなかったイム・スホを受け入れた207号室の寮生たちが、無事に彼の治療が済んだ後に寮からの脱出を手伝う姿が描かれた。その過程ではウン・ヨンロとイム・スホの距離がさらに縮まっていくほか、信頼できる207号室の面々以外にもイム・スホがスパイ…テドンガン1号であることが徐々に知れられてしまう。状況は徐々に緊迫感を増している。
また激動のこの時代、スパイとその周囲への扱いをよく描いているのも同作の特徴だ。厳しい拷問を受けたオ・グァンテが通報してしまうのも、5000万ウォンに目がくらんで恋敵を売ろうとするのも、実に人間らしい動きと言える。ただの一般人だからこそ、揺れ動く心が理解できるというものだ。
さらに関係がややこしくなりつつある次回のスノードロップは、8月12日(月)よる7時からBSJapanextで放送される。また、Disney+にて独占配信中。
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