杉野遥亮が主演を務める月10ドラマ「マウンテンドクター」(毎週月曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)の第6話「救えなかった命&MMTが直面する存続の危機」が、8月12日に放送された。山岳医療科の患者・宇田(螢雪次朗)が死去し、「山での死亡者ゼロ」という目標はかなえられなかった。宮本(杉野)は自信を喪失し、MMTのメンバーたちも不安を抱え、チーム解散の危機に陥っていた。(以下、ネタバレを含みます)
山岳医療の現場を描く作品
本作は、信濃総合病院の山岳医療の現場に放り込まれた青年医師が、さまざまな思いを抱えた山岳医や患者と触れ合い、現実と向き合いながら成長していく姿を、長野・松本を舞台に描く山岳医療ドラマ。
杉野は整形外科医と山岳診療科を兼務する医師・宮本歩を演じ、歩と幼なじみの麻酔科医・村松典子を岡崎紗絵、看護師・鮎川玲を宮澤エマ、歩と典子の幼なじみで焼き鳥店を営む小松真吾を向井康二、循環器内科医・掛川康二を近藤公園、オペ看護師・平早紀をトラウデン直美、救命救急医・小宮山太を八嶋智人、信濃総合病院の院長・松澤周子を檀れい、そして国際山岳医としての資格を取得し、海外での活動経験もある山岳医・江森岳人を大森南朋が演じる。
目標の「山での死亡者ゼロ」が叶わずMMT解散の危機に
MMT(マウンテンメディカルチーム)の目標「山での死亡者ゼロ」がかなえられなかった。患者の気持ちに寄り添うことを大切にしてきた宮本だったが、寄り添いすぎたことでバイアスがかかり、見落としがあったと江守(大森南朋)に指摘され、「僕が、宇田さんを死なせた…」と完全に自信を喪失。
カンファレンスで気丈に振る舞うがショックは大きく、他の患者の診察で慎重になりすぎて登山の許可を与えず、トラブルに発展することも。
患者からのクレームを受けた松澤院長(檀れい)は、「山岳医療から少し離れなさい」と、しばらくMMTから外れるように命じられてしまった。