柳楽優弥と黒島結菜が、8月21日に都内で開催された映画「夏目アラタの結婚」のジャパンプレミアに登場。舞台あいさつの前にレッドカーペットを歩いて集まったファンに笑顔を振りまき、映画が完成を迎えた感想を語った。なお、黒島は7月に第1子出産を報告してから初めての公の場への登場となった。
元ヤンキーの児相職員が死刑囚にプロポーズ
同作は、乃木坂太郎氏による同名コミックを映画化。元ヤンキーで児童相談所の職員である主人公・夏目アラタ(柳楽)は、日本中を震撼させた連続殺人事件の遺族から相談を受け、“品川ピエロ”の異名を持つ犯人で、死刑囚の品川真珠(黒島)に会いに行く。アラタは事件の真相を探るために、真珠に“獄中結婚”を申し込む――という物語。
主演の柳楽は、完成を迎えてレッドカーペットを歩いた感想を「ようやく公開するんだなっていう高揚感があります」と笑顔を見せ、黒島も「やっと皆さんに見てもらえる日が来たなと思うとワクワクしています」と万感の思いを明かす。
柳楽「“遊び心”を楽しんでいただけたら」
また、作品の見どころについて聞かれると、柳楽は「この作品はサスペンス映画のように見えて、ラブストーリーでもあるんです。だからラブストーリーにいく場面だったり、(サスペンスと)うまく入りまじっている感じは見どころになるのかなと。マンガのファンタジー要素もうまく取り込んでいると思うので、“遊び心”を楽しんでいただけたらうれしいです」と力を込めた。
一方、黒島は「予告を見るとちょっとホラーっぽくて、怖いのかなと思うんですけど、人間の本質的な部分も描いていて、みんなちゃんと優しいんです。そういったところも映画を見ると感じられるんじゃないかなと。いろんな要素があるので、見る人にってササるポイントがいくつかあるんじゃないかなというふうに思います」と、作品のオススメポイントをアピールした。
ほか、中川大志、丸山礼、市村正親、堤幸彦監督もジャパンプレミアに登場した。
映画「夏目アラタの結婚」は、9月6日(金)より全国ロードショー。
◆取材・文・撮影=月島勝利(STABLENT LLC)