黒島結菜が、9月6日に都内で開催された映画「夏目アラタの結婚」初日舞台あいさつに、柳楽優弥、中川大志、丸山礼、市村正親、堤幸彦監督と共に登壇した。
映画「夏目アラタの結婚」
映画「夏目アラタの結婚」は、乃木坂太郎による同名コミックを実写化したもの。元ヤンキーの児童相談員・夏目アラタ(柳楽)は消えた遺体を探し出すために、“品川ピエロ”の異名を持つ死刑囚・品川真珠(黒島)にプロポーズする。真珠との毎日1回20分の駆け引きに翻弄されるアラタは、やがて真珠が発した「ボク、誰も殺してないんだ」という言葉に耳を疑う、というストーリー。
丸山礼が驚いた黒島結菜の努力
上映後の観客の前に登壇した黒島は「今日は無事初日を迎えることができてとてもうれしく思います。皆さんのこの熱気に『映画を楽しんでいただけたのかな』というふうに感じます」とあいさつ。
また、「予告で私が歯を出してケタケタ笑ってるのが使われていて、あれだけ見ると皆さん最後の結末には驚いたんじゃないかと思うのですが、予告映像を見た友達から『ものすごく怖い映画なんじゃないか』っていうふうに言われたりするので、あの映像の反響はすごくありました」と明かした。
そんな中、本作が映画初出演となる丸山が「どなたに会ってもドキドキハラハラしていて、ベテランの方が多かったのですごく緊張していたんですけど、黒島さんは同じ年ということもあって、ちょっとライバル視していた部分も少なからずあったので…」とボケて、堤監督が「え…?」と突っ込み爆笑をさらいながら、丸山は「(特徴的な歯型の)マウスピースを何カ月も付けて練習しているというのを聞いて、『絶え間ない努力をする女優さんなんだな』と思いました」と黒島の印象を告白した。
黒島結菜「複雑だけどすごく印象に残っている衣装ですね」
ほか、登壇者から登壇者に向けて“改めて聞いてみたい事、伝えたい事”を発表するコーナーも。
中川の「品川真珠はいろんなコスチュームが出てきますけど、黒島さん的に一番のお気に入りのワンポーズは?」という質問に、黒島は「意外と制服がまだ大丈夫なんだな、と」とはにかみつつ、「恥ずかしいんですけど、『もしかしたら、まだいけるのかな』と思っちゃって…(照)。うれしいような、もっと大人にならなきゃいけないような、複雑だけどすごく印象に残っている衣装ですね」と赤面しながら打ち明け、会場を盛り上げた。
◆取材・文=原田健