若井らが「アイドル」として駆け抜けた日々を語る
また、i☆Risとして過ごした12年を振り返った若井は「アイドルを生きるなんて思ってなくて。12年前は」と口にし、「でも『アイドルを生きるってこんなに楽しいんだ』って12年間ずっと思っているんです。だから本当にアイドルになって良かったって思っています。豊かになりました。人生が」と吐露。
茜屋は「気付いたら12年走り抜けてきていて、いまだに私はアイドルってどんなものかを模索している」と話し、「やると思っていなかった仕事なんだけど、アイドルをやっている茜屋日海夏がいて、もう一つ違う自分を見つけられたというか。知らなかった自分に出会わせてくれたのもアイドルなので、そこはすごく感謝しています」と語った。
さらに久保田は「アイドルって何が正解なんだろうと今でも分からない」とした上で、「自分自身で『アイドル生きてるな』というよりかは、みんなが私のことをアイドルって言ってくれてるからアイドルだなという感覚に近いので、これからも皆さんが私のことをアイドルだと言えば私はアイドルですという感じですかね」と言うと、歓声が上がった。
元メンバーである澁谷からのサプライズ
そしてこの日は、元メンバーである澁谷からの手紙が届くサプライズも。「八重歯とエクボは笑顔の証(しるし)、ずっちゃんこと澁谷梓希です。この文言、i☆Ris卒業以来初めて使いました!」と司会が代読すると、メンバーは「やば!」と叫び声を上げ、会場からも大きな歓声が響き渡った。
「アニメーション映画も見に行きました。ファンへの愛が詰まっていて、1ファンとしてうれしかったです」という言葉には、メンバーが「そうなの!?」と口々にびっくりした様子。
「この先も『愛し、愛され、i☆Ris』の思いを大切に、たくさんの方に夢や希望を与えてほしいです。またみんなにお会いできる日を楽しみにしております。i☆Risの未来に幸あれ!らぶちゅっちゅ」と締めくくられた手紙に、山北は「突拍子もないことを書いているんじゃないかと心配しましたけど、ちゃんとした文章書けるんじゃないですか。ありがとうずっちゃん」と笑っていた。
◆取材・文=山田健史
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