鈴鹿央士と松本穂香がW主演を務める月9ドラマ「嘘解きレトリック」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系/FOD・TVerにて配信)。12月2日に放送された第9話では、鹿乃子(松本穂香)の洋装姿を左右馬(鈴鹿央士)が褒めるシーンに、SNSでは「左右馬にガチ恋勢になりそう」「キュンキュンする!」など視聴者から多くの投稿が上がった。(以下、ネタバレを含みます)
「嘘解きレトリック」とは
本作は、“やたら鋭い観察眼を持つ借金まみれの貧乏探偵”・祝左右馬(いわいそうま)と、“ウソを聞き分ける奇妙な能力者”・浦部鹿乃子(うらべかのこ)の異色コンビが「ウソ」と「マコト」の入り混じる難事件を解決していくレトロモダン路地裏探偵活劇。
借金まみれの貧乏探偵・祝左右馬を鈴鹿、左右馬の探偵助手で人のウソを聞き分ける能力を持つ女性・浦部鹿乃子を松本が演じる。また、九十九夜警察署の刑事・端崎馨に味方良介、藤島家令嬢・藤島千代役を片山友希、小料理屋「くら田」の主人・倉田達造に大倉孝二、小料理屋「くら田」の女将・倉田ヨシ江に磯山さやか、倉田家の息子・タロに渋谷そらじ、カフェー「ローズ」の女給・久我山小百合(リリー)に村川絵梨、鹿乃子の母・浦部フミに若村麻由美が扮(ふん)する。
本物の孫はどっち…左右馬と鹿乃子は調査を開始する
ある日、左右馬の探偵事務所を千代が訪れ、藤島家の知り合いだという実原久(余貴美子)と会って話を聞いてほしいと頼まれる。ほどなくして久が事務所を訪ねて来る。気乗りしていなかった左右馬だが、久から目の前に依頼金を置かれた途端に乗り気になり、鹿乃子と共に久の依頼を聞くことに。
久は亡くなった娘の依里(吉田美佳子)の写真を左右馬と鹿乃子に見せた。依里は25年前、久の夫の書生である山岡乙吉(濱田和馬)と恋に落ちるが、久の夫が怒って乙吉を追い出し、依里は乙吉と駆け落ちしてしまったのだという。
二人が駆け落ちした後に乙吉は、はやり病で亡くなり、依里も一人の子どもを産んだ後に命を落としてしまっていたことを調査で知った久。依里が残した子どもを探すために新聞広告を出すと、依里の一人息子だと名乗る徳田史郎(濱尾ノリタカ)と本条皐月(野村康太)が現れたと言い、久は左右馬にどちらが依里の本当の子どもなのかを見極めてほしいと伝える。
うそがわかる鹿乃子は史郎がウソをついていることがすぐに分かるが、それを久たちにどのように証明すれば良いか頭を悩ますのだった。