新曲「Time Has Gone」のリリースが好調で、先日開催された「w-inds. LIVE TOUR 2017 "INVISIBLE"」の日本武道館公演も大盛況のうちに幕を閉じたw-inds.。今回の新曲とツアーを語る上で、重要なダンサーがいるので紹介したい。そのダンサーとはダンスチーム・GANMIに所属するkooouyaだ。まだ19歳という若さであるが、w-inds.にその実力を認められた期待の若手ダンサーにインタビューを敢行。「Time Has Gone」の振付やツアーの話。さらに、w-inds.と一緒に活動してきた印象も語ってもらった。
「Time Has Gone」は“時間”をテーマに振付しました
――ダンスを始めたのはいつですか?
中学生の時です。地元が千葉なんですけど、そこのエイベックス・ダンスマスターに通ったのがキッカケですね。それから何年かして都内に出て活動するようになりました。
――GANMIはどういうダンスグループですか?
結成が2年ちょっと前で、僕は立ち上げの時から在籍してます。メンバーは20代と10代後半が中心です。リーダーのYuta(Nakamura)さんとSota(Kawashima)くんがいて、二人の周りで仲の良い男たちで組んだという感じですね。自分とKazashiくんは、海外ダンサーのワークショップを受けた時に、Yutaさんが声をかけてくれて入ることになりました。
――w-inds.の涼平くんもイベントでGANMIを観に行ったみたいですね。
“ICE CREAM”というイベントに出演した時に、観に来てくれました。嬉しかったです。
――w-inds.と一緒に仕事をするようになったキッカケを教えてください。
最初は去年の11月に開催されたファンクラブツアー(w-inds. FAN CLUB LIVE TOUR 2016-2017〜B-side〜)です。w-inds.さんのダンサーをやっているMASATOさんから紹介してもらったんですけど、“POPSPRING 2017”という音楽フェスで「New World」のリミックスバージョンの振付を作ってほしいと言われて、それがw-inds.さんたちにすごく褒めていただいて、今に至ります。
――会う前のw-inds.はどういう印象でしたか?
テレビで歌っている姿しか見てなかったのと、長くメジャーで活躍しているので、怖いのかなって思ってました(笑)。でも、会ったら気軽に話かけてくれますし、本当に優しい方々です。
――ダンスという視点で見た時、テレビで見ていた時のw-inds.はどんなダンスをしている印象でしたか?
ダンスが上手くて、アーティストなのにこんなに踊るんだという印象でした。どんなジャンルも踊れますし、振付って振付師によってニュアンスが変わってくるんですけど、それも吸収してこなしてしまうのがすごいです。踊れる幅が広いですし、何やってもカッコ良いと思います。
――「Time Has Gone」を初めて聴いた時はどんな印象を受けましたか?
めっちゃカッコ良かったです。w-inds.さんの曲はカッコ良いので、電車でよく聴きますし、家でも聴きますよ。
――「Time Has Gone」の振付で重要視したことはありますか?
「Time Has Gone」は“時間が過ぎる”という曲なので、そこを意識しました。メロとサビの前半に静かなところがあるんですけど、そこはタイトルの感じを振りで表現して、サビの後半の部分は、前半と後半で音の取り方を分けて、しっかり取る場所、早く取る場所という感じで、音の取り方も時間を意識してます。時間をテーマに振付したので、そういうところも注目してもらえると嬉しいです。
――「Time Has Gone」の振り入れの時に、メンバーから意見とかありましたか?
ここはこうしたほうがいいとアドバイスしてくれたりしたので、勉強になりますし、やりやすかったです。
w-inds.さんからは学ぶことがすごく多いです
――それぞれのメンバーに対して聞きたいのですが、kooouyaさんから見て龍一さんはどんな魅力がありますか?
龍一さんは大人の色気というか、男から見てもセクシーだと思います。振り以外でも、しぐさとか表情とか格好のつけ方とかがすごくセクシーです。誰かに習うものでなく、自然と身につくものなので、龍一さん特有の魅力ですね。
――涼平さんはどうですか?
振りをすごく練習してくれます。勉強と練習熱心な方ですね。誰よりも早くスタジオに入って練習しているイメージです。いつもライブの本番前に、一緒に確認と練習をするんですけど、コミュニケーションもよくとってくれます。スキルで言えば、手の位置とかステップとか含めて踊りが正確です。
――それでは、最後に慶太さん。
普通の人だったら歌に支障が出るくらいの踊っているのに、ピッチもブレずに歌い踊っているがすごいと思います。しかも、身長が高いので見せ方も難しいと思うんですけど、それでもカッコ良く見せられるんで、ダンスに重要な自分の身体の使い方や見せ方をよく理解しているんだなと。w-inds.さんからは学ぶことがすごく多いです。
――今ツアーにダンサーとして参加したkooouyaさん。振付を担当した楽曲は?
「New World」のリミックスバージョンと「Time Has Gone」です。「New World」はアンコール前のラストで踊るんですけど、あそこの流れは体力的にもきついですね(笑)。
――「New World」は、メンバーたちがイメージしていたダンスの雰囲気と一致して、称賛されていましたね。
ノリのいい曲なので踊るか煽るか迷ったんですけど、自分のやりたかった、ザ・チェインスモーカーズのライブをイメージして振付しました。実はw-inds.さんも同じようなイメージを持っていたみたいで、満場一致でコレだって決まりましたね。
――実際にツアーを共にして、w-inds.の魅力はどういうところですか?
ツアーの初めから優しく接してくれましたし、本当にいい人達です。普通に話しているだけなんですけど、すごく面白くて、楽屋で笑いすぎちゃって、腹が痛くなってます。長く活動してるグループですけど、三人とも本当に仲良くて面白いです。あとは音楽が最先端なんでカッコ良いですね。
――今後ダンサーとして、バックダンサー、コレオグラファーや演出、ショーケースと様々な場がありますが、kooouyaさんは何をしたいですか?
全部やりたいです(笑)。バックダンサーは自分がやったことないことをできるので勉強になりますし、ショーとはまた違う楽しさがあります。それぞれ楽しさと学べることが違うので、たくさん経験したいです。
kooouya Profile
DANCE CREW・GANMIに所属。千葉のダンススタジオでインストラクターとして活躍。都内で数々のイベントに出演、アーティストのバックアップ、PVに出演など様々な方面で活動中。w-inds.の新曲「Time Has Gone」の振付を担当している。他にもグラフィックデザインなどを行なう。
■w-inds. / 新曲「Time Has Gone」リリースコメント
■kooouya from GANMI / boozer vol.2 DANCE SHOWCASE
【New Single Information】
39th Single「Time Has Gone」
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