“新”づくしのオーディション体験！王崎まりなが「よしもとドラマ部」を振り返る
9/26にオリジナルドラマのヒロインが決定し、最終回を迎えた「よしもとドラマ部 in 生テレ 金の卵オーディション」。本オーディションはニブンノゴ！宮地謙典とLLRの福田恵悟、フルーツポンチの村上健志の3人からなるユニット「よしもとドラマ部」が制作するオリジナルドラマのヒロインを決めるべく行われ、参加した女優の卵たちは連日熱き戦いを繰り広げてきた。
全国無料のBSテレビ局Dlife（ディーライフ・BS258ch）で10/27（金）に放送されるオリジナルドラマのヒロインを決めるべく行われた「金の卵オーディション」のファイナリスト9名に選ばれた王崎まりなは、最終回であるファイナルステージで4位に入り、ドラマ出演権を獲得。途中参加ゆえに厳しい戦いを強いられた彼女に、オーディションを終えた心境や芝居に対する想い、ファンへの感謝について語ってもらった。
──まずは約2カ月にわたる「金の卵オーディション」への参加、お疲れ様でした。王崎さんはセカンドステージからの参加ではありましたが、ドラマ出演権の獲得を果たした今の率直な感想を教えていただけますか？
私はサンスポアイドルリポーターSIRというアイドルグループで活動を行っているのですが、小さい頃から女優さんになるのが夢で、グループに入る前から今までにもいろいろなオーディションを受けてきましたが、なかなか思うようにうまくいかなかったんです。
でも今回参加させていただいた「金の卵オーディション」は、ファンの皆さんによる応援の力でもしかしたらヒロインの座を射止めることが出来るかもしれない。そんな風に最初は思っていましたが、いざ参加してみると個性豊かな女優さんがたくさんいらっしゃって…他の女優さん方に比べると私は足りないものしかないんです。ドラマへの出演はファンの皆さんとの絆のおかげで勝ち取ることが出来ましたが、女優さん方の良いところをたくさん吸収して、次のステップへと歩んでいきたいなと今は感じています。
──「よしもとドラマ部 in 生テレ Final Stage」としては、今回初めて観客の方が入っての放送となりました。王崎さんは普段、SIRメンバーとしてステージに立つ機会も多いかと思いますが、“女優”として立ったステージはいかがでしたか？
そうですね、普段はSIRのステージ上でファンの皆さんと一緒にモノを作り上げているんですけど、ファイナルステージの舞台ではより生の楽しさを感じることが出来ました！ ただ本番はやっぱり緊張してしまって（笑）。それでセリフを間違えちゃうこともたくさんあったんですけど、宮地さんや福田さん、村上さんのお三方が「俺らが見ているのはセリフがちゃんと言えるかじゃなくて、空気感だから」とおっしゃってくださって、もうその言葉だけで、空気感だけで行こう！と、頭を切り替えられましたね。
それから私は普段、バラエティーのお仕事が多くて、吉本さんのステージにも何回か立たせていただいたことがあるんです。でも、ステージ上でお芝居をする機会というのはなかなかなくて、ファイナルステージの舞台はすごく新鮮な気持ちで臨めました。またそれと同時に、私たちのお芝居を見に来たわけじゃないだろうな、という気持ちもあって、見てくださっている方が楽しめているのかどうか不安にもなりました。結果的には最後まで温かく見守ってくださって、そのまま一緒にステージを作り上げているも伝わってきましたので、楽しく出来たなと思います！
──「金の卵オーディション」は、約2カ月という期間での開催となりましたが、改めて振り返ってみて印象に残ったことや、成長したと思う部分はありますか？
今回の「金の卵オーディション」のように、動画配信サービス「生テレ」を通じて生配信を行うのは、実は以前からやらせていただいていて、その中でたくさんのことに挑戦していました。ただ、自分でお芝居を考える。脚本を作って演出して演技までする、ということが初めてだったので、いろんな方からアドバイスをいただきつつ、オーディションには挑戦しました。特に、「生テレ」を見てくださるユーザーの方々は、配信中もリアルタイムでコメントをくださるので、ファンの皆さんの意見を取り入れながら、1つのお芝居を作り上げていくのは新鮮な気持ちになれましたね。
オーディション中に行った私の配信はバラエティーらしさが残る番組をやっていたので、他の女優さん方に比べるとお芝居要素は少なかったと思います。けれど、私一人では思い浮かばないような意見を、ファンの方たちからたくさんいただけて、演技をするにあたってたくさん勉強になりました。オーディションは終わりましたが、これからも私のお芝居が見たいと思ってもらえるような、より一層楽しんでいただける番組が出来るよう、心掛けも成長したと思います。
──個人配信を行うことで得られる、ドリームポイントで順位を競い合った際には、鍋島瑠衣さんと接戦を繰り広げていましたが、トップを狙い続ける難しさというのは感じましたか？
実は私、1位への執着心がすごいんです！（笑）。とは言っても、そういう風に思えるようになったのはSIRに入ってからで、それまでは1位自体を取れることがあまりなかったんです。でもSIRに入って入賞と言いますか、3位になったり1位になったりと経験させていただくうちに、そこから1位への執着心を強く持つようになりました。もうやるんだったら、絶対1位が良い！ そのぐらいの気持ちで、今回のオーディションも頑張っていたのですが、ファイナルステージ予選のラストになる個人配信で、画像が止まってしまうというアクシデントに遭ってしまって。1位の鍋島さんとは10万ドリームポイント差ぐらいで負けてしまったので、多分私の運と実力が一歩足りなかったんじゃないかと、ファンの皆さんには申し訳ない気持ちでいっぱいです。
一方で、ずっと2位というポジションにいさせてくださったこと、1位を目指していけるという気持ちを持たせてくれたありがたさは、ファンの方たちとの絆や、その強い思いがあってこそだと思います。今回は私の力ではなく、ファンの皆さんのおかげでドラマの出演が決定したと思っているので、これからは実力をもっとつけて、もっともっと王崎まりなの芝居が見たいと必要とされるような、そんな存在になれるよう頑張って、感謝の気持ちを込めて恩返ししていきたいです！
──王崎さんにとって今回のオーディションは、女優として次のステップへ進むための大切なターニングポイントになったかと思います。オーディション全体を振り返ってみて、それを一言で表すとすればどんな言葉が思い浮かびますか？
何でしょう？ 楽しかったでしょうか…楽しすぎて、またオーディションをやりたいなって思っているんです、私（笑）。でも、“新”でお願いします！ 新、新しい自分です！ これまでお芝居に関わることがあまりなかったので、その意味でも今回の経験は“新”だと思います！
──最後に、王崎さんは共演した女優さん方の良いところを吸収していきたい、と仰っていました。オーディションを共にした女優の皆さんとの出会いは、王崎さんにとってどのようなものになったでしょうか？
アイドルグループSIRでは12人の女の子たちと一緒に活動を行っているんですけど、そこから一歩出て、女優の皆さんと一緒にいる、ということは経験としてこれまで少なかったんです。
私はいつもバラエティーの土俵で頑張っているのですが、初めて出会った9人の女優さんと一緒にお時間を過ごさせていただいて、その中でお芝居の上手さとか、プロ根性とか、女性らしさという部分を近くで拝見できたのは、すごく大きかったですね。特にファイナリストでご一緒した9人の女優さんはあこがれの存在で、今回は5人がドラマ出演ということになりましたけど、本当に9人で一緒に演技が出来たらいいのにって。そう思えるぐらい、今回出会った方々は素敵な方ばかりでしたので、これからもまたお会いできるように、私自身が成長していけるよう頑張っていきたいです。
竹内巴里
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
