連ドラ出ずっぱりの鈴木浩介、下積み時代は「心が折れそうになった」
11月17日放送の「アナザースカイ」(日本テレビ系)に俳優の鈴木浩介がゲスト出演。今でこそドラマに引っ張りだこの鈴木が、苦労していた時代を振り返った。
大学を休学して劇団青年座研究所に入所し、役者の道を歩み始めた鈴木。その後、ドラマや映画、舞台などで幅広く活動し、2017年だけで7本の連続ドラマに出演するなど活躍を続けている。
だが、そんな鈴木も「劇団入ってから10年ぐらい生活できないんですよ。食えない」と、下積み時代の苦労を告白。役者の仕事はほとんどなく、ヒロインを決める“オーディションの相手役”を務めることも。
オーディションの時だけの相手役なので、自分が出演できるチャンスは皆無。それでも何か爪跡を残そうと、せりふを関西弁にしてみたり自分なりに努力したが、スタッフからは「鈴木さんはそういうのはいいですから」と、バッサリ切り捨てられてしまう。そんな日々が続いて「心が折れそうになった」という鈴木は、心機一転を図って劇団を辞めることを決意する。
劇団を離れて3年、なりふり構わずにもがいていたが、2007年に「ライアーゲーム」(フジ系)でおかっぱ頭の福永という男を怪演。役者として「全部出し切ろうと思った」というこの作品をきっかけに注目を集めるようになり、「福永をやってからクセの強い役が増えた気がします」と鈴木は明かす。
2013年には憧れの存在だった西田敏行と共演。悩みを抱えている時には「一杯やろうぜ」「烏龍茶でもいいから来い」と声を掛けてくれる西田について、鈴木は「こんなに親身になってくれる人いないですよね」と感謝の気持ちを口にした。
次回、11月24日(金)放送予定の「アナザースカイ」には、梅沢富美男がゲスト出演。
毎週金曜夜11:00-11:30
日本テレビ系で放送
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