NHK総合で4月17日(土)から放送が始まる時代劇「まっつぐ〜鎌倉河岸捕物控〜」の第1話完成試写会が、26日、NHK放送センターで行われた。試写後の会見には橘慶太、中尾明慶、柳生みゆら出演者と、原作者の佐伯泰英氏などが出席した。
同作は、江戸城に近い鎌倉河岸で“まっつぐ”に生きる青年たちの姿を描く青春グラフィティー。呉服店の手代・政次(橘)が、幼馴染で岡っ引きの亮吉(中尾)らと共に、鎌倉河岸で起こる事件を解決していく。
初めて時代劇に挑戦した橘は「知識も何もない状態からスタートしたのですが、こうやって時代劇を演じることで、昔の人たちの温かさ、考え方などを知ることができて、すごく勉強になりました」と充実の様子を見せた。また、共演の中尾については「最初は無愛想だったんです…(笑)」とコメント。すると中尾に小声で「いいこと言えよ!」と小突かれながら笑い合っていた。そして実際は「気を使わずに思ったことを言い合えるので、すごくいい関係かな」と明かした。作品については「どんな世代の人にも見やすい作品になっていると思うので、政次らがどう成長していくかを見守っていただきたいと思います」と語った。
中尾は「最近、悲しいニュースとかが多くて、正直、見ていてイライラしてしまうことがあるんですよね。そんな時代だからこそ、僕ら若い世代のやつらで思いっきり人間味のあるドラマを描きたいと思っていて。まさにそういう流れの作品になっていると思うので、良かったと思います」と作品の出来に自信を見せた。
柳生も「同世代の方々も楽しく見ることの出来る時代劇だと思うので、楽しく見ていただければと思います」と作品の面白さをアピール。また、橘については「最初はすごく優しかったんですよ。でも、最近はちょっといじめられてるんですよね(笑)」とコメント。すると橘は「かわいさのあまりだよ(笑)」と返し、共演者らの仲の良さをうかがわせた。
4月17日(土)スタート
毎週土曜夜7:30-7:59ほか NHK総合ほかで放送