高良健吾&城田優「バイバイ、ブラックバード」の魅力を語る【インタビュー前編】
過酷な撮影現場?「森監督は追い込むイメージ」
――今回の撮影で大変だったことや苦労されたことはありますか?
高良:今回は真夏に真冬の設定の撮影をしたので、それが何より大変でしたね。
城田:本当にそう! 7、8月の一番暑い中で2カ月間撮影していたんですけど、ずっと冬服だったので、めっちゃきつかったですね。
高良:しかも優くんは冬物の上着を着てカツラかぶっているし。
城田:暑かったですね。
高良:汗も出るじゃないですか。それに対する体力の持たせ方は大変でした。
城田:一日丸々朝から晩まで部屋でのシーンとかもあったんですけど、部屋のシーンは音が入っちゃうからエアコンも付けられなくて。
高良:部屋のシーンは一日で終わらせるんです。
城田:だから10ページくらいあるような分量が多いシーンをずっとやるんですけど、登場人物が3人なのでせりふも多くて、俺と健吾はずっとしゃべっているし、暑さと頭脳労働のせいで意識がもうろうとしてきたりして。
高良:せりふは多かった。(カットを)割らないし。
城田:そういういろいろな関係でとにかく大変でした。
高良:初めてこんな真夏に真冬の撮影をしました、すごくきつかった。
城田:それで言うと、「女優だね」と言われることがあって。僕は顔に汗をかかないんですよ。「他の男性がやっていたら成り立たなかった」ってみんなに言われます。それだけが不幸中の幸いです。映像を見ると冬っぽいですけどね。
高良:うん、冬っぽいですよね。
城田:でも真夏ですから、セミもずっと鳴いていて…セミによるNGが何回あったことか(笑)。
――きついといえば、高良さんは1話でラーメンの大食いにも挑戦されているんですよね。
高良:あれはきつかったです。普段そんなにラーメンを食べる訳じゃないので。
城田:あの日、何カ月かぶりに食べたんだよね?
高良:そうそう、グルテンフリーしていたからね。調子良かった時にラーメンの大食いをやったのですが、何か体調が悪くなってしまって…。
――実際どれくらい食べられたんですか?
城田:見ていましたけど、監督が長回しするんで4、5杯分は食べているんじゃないかな。
高良:そうですね。ただそんなに使わないだろうなと思ったら結構使われていて…。
城田:しかも、それが臨場感あるというか。「無理しています」という芝居をしているんじゃなくて、本当に無理みたいな。たぶん監督の狙いだったんだと思います。「今日は食ってもらうよ~」て言っていたよね。
高良:言っていたね。森監督はそういう追い込むイメージです。1番追い込まれたのはそこかな。
城田:1話でいきなり(笑)。
【インタビュー後編に続く】
2018年2月17日(土)スタート
毎週土曜夜10:00-11:00
WOWOWプライムで放送
※第1話無料放送
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