圧巻のライブペイントシーン
――江津子は美大生という設定。立石さん自身、絵心は…?
私は不器用なので…、絵は全然ダメですね。絵どころか字を書くのも苦手です(笑)。
――でも、さくらと江津子の“ライブペイント”シーンは印象的でした。
あれは、デッサンじゃないですからね(笑)。あのシーンは、本番前に練習しました。監督から、バケツに入っている絵の具をキャンバスに当てるシーンは一発勝負だと言われていたんです。
でも、結構難しくて、なかなか当たらないんですよ。力加減が分からないんです。撮影まで一週間もなかったので、小さいバケツを買って家のお風呂で練習しました。
お風呂の水と絵の具では液体の濃度が違うんですけど、練習していくうちに手の引き方のコツが段々つかめてきたり、慣性の法則をうまく利用すれば成功するかもとか、いろいろ考えながら本番に臨みました。
おかげで、撮影はバッチリ! 私も紗和ちゃんも絵の具まみれでしたけど、大人になるとあんな風に汚し合うことってないじゃないですか? 二人で泥んこ遊びをしているみたいで、すごく楽しかったです。
――二人共、なかなか“いい色”に染まっていましたね。
紗和ちゃんは結構、容赦なかったですよ(笑)。私は、いろんな色を使って汚してあげようと思っていたんですけど、紗和ちゃんは私に緑色ばかりかけてきて。撮影後は、某キャラクターみたいに全身緑色(笑)。
でも、出来上がりを見たらすてきな音楽が流れて、しかもスローモーションで描かれているので、思い出に残るシーンになりました。
――タイトルに“声”という言葉が入っていますけど、自分の声についてはどう思っていますか?
ずっとコンプレックスだったんです。私の声は、ちょっと高くてアニメっぽいんですよ。自分の演技とかを映像で見たりしていると、イメージしている声と違うなと思ってしまいます。
でも、マネジャーさんたちからは、その声も強みになると言われて。前向きに捉えていこうと思っていたら、CMでかわいらしいキャラクターを演じるチャンスが舞い込んできたんです。
顔が大人っぽいと言われることが多いので、このギャップは一つの武器になるのかなと。女優としては、演じる役によって声を使い分けられるようになりたいです。
――もう一つタイトルつながりで、立石さんにとっての“天使”は?
今、飼っているトイプードルの「りんご」です。とにかく性格が優しいんです。
私の人生を豊かにしてくれる存在。りんごのためなら何でも頑張れます!
2018年夏、全国公開予定
「#声だけ天使」
毎週月曜夜10:00~
AbemaTV「AbemaSPECIAL」にて配信
■立石晴香オフィシャルサイト
【HP】http://www.hirata-office.jp/talent_profile/woman/haruka_tateishi.html
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