平城遷都1300年を記念した映画「聖家族〜大和路」の公開記念舞台あいさつが22日、都内で行われ、出演者のラーメンズ・片桐仁、岩田さゆり、秋原正俊監督が登壇した。
本作は、画家である河野(片桐)が師匠の死に翻弄(ほんろう)されながらも、新作の絵を描くため滞在していた奈良で、師匠の内縁の妻(堀ちえみ)と娘(岩田)に再会し、理想の家族像や恋愛観のギャップに悩む姿を描いた作品。
映画では初共演だが、以前にドラマで共演をしたことがある片桐と岩田。片桐は「その時は、さゆりちゃんがタレントで、僕はさゆりちゃんを好きになるマネジャー役だったんですけど、今回は逆にホレられるという役で不思議な感じでした」と照れながらコメント。岩田の演技については、「平成生まれなのに昭和の感じを出せてるのは、さすが女優だなって思いました」と大絶賛した。
岩田も久しぶりに片桐と共演し、「以前はコミカルなマネジャーさんの役だったんですけど、今回は画家っていう役で、どんな芝居をするのか興味がありました。相変わらずアドリブがすごくて面白かったです」と印象を語った。
同作では片桐以外にも、お笑いコンビのエレキコミックが出演しており、片桐は「音が入らないシーンで、僕が悩む表情をする演技の時に、この2人がずっと横で『バカ』とか『気持ち悪い』とか『演技してんじゃねーよ』とか言って邪魔をしてくるんですよ。ずっと笑いをこらえるのに必死でした(笑)」と撮影中のエピソードを語った。
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