東山紀之主演「刑事7人」が第4シリーズ突入! 新メンバーに田辺誠一&白洲迅
「刑事7人」第1話あらすじ
仲間の裏切りという衝撃的な事件の終末から1年後。警視庁刑事総務課刑事資料係に飛ばされた天樹(東山)は、新調した老眼鏡を掛けながらノートパソコンに過去の捜査資料をデータベース化するための作業に打ち込んでいた。
そこへ部下の拓海(白洲)が現れ、9係の警部補に頼まれた過去の捜査資料が収められた場所を捜索する。その拓海に天樹は迷いなく棚の位置を教え、さらに類似事件の未解決事件の資料の場所をも提示。野々村は「さすが人間データバンク」と感心しきりだ。
そんな中、のんびりと“資料係長”の札が立つデスクについた片桐(吉田)は、天樹に「もう来た? 朝一番に来るって言ってたんだけど、あいつら」と語り掛ける。「あいつら?」と尋ねる天樹の声に追いつくように資料係を訪問したのは、水田(倉科)と青山(塚本)。2人はそれぞれにこの1年、監察官と交番勤務に配属されていたが、片桐からの突然の呼び出しによって12係の刑事に戻っていたのだ。
環と青山が来たのは、昨日朝に起きた事件について調べるため。7年の刑期を終えた松原祐二という元服役囚が、出所直後に保護司を暴行して逃走。2人は7年前の松原に関する捜査資料を基に、潜伏先を特定する手掛かりを得ようとしていた。
矢先、環や青山の上司でもある12係主任・海老沢(田辺)が資料係を訪れる。7年も前の捜査記録を調べて何になるんだと言い放つ海老沢は、そのまま天樹のことも冷徹に見据える。
環らに資料のコピーを渡して通常業務に戻る天樹と拓海だが、刑事の習性が抜けきらない天樹は、この事件についての彼なりの疑問を感じてゆくことに…。