ジャニーズアイドルグループNEWSのメンバー、手越祐也と増田貴久からなるスペシャルユニット・テゴマスが、6月2日、東京・国立代々木競技場第一体育館でライブを行った。「テゴマス2ndライブ テゴマスのあい」と題したこの全国ツアーは、5月1日の大阪公演からスタートし、6月27日（日）の佐賀公演まで全14都市を回り、約16万人を動員する。
「この会場がホームですね。帰ってきたね！ ただいま〜！」とあいさつし満面の笑みの2人は、登場時からファンに両手で大きく手を振り、ジャンプしながらピースサインを繰り返すなど喜びいっぱいの様子。手越が冒頭、自身のお決まりのあいさつで、手のひらを顔の前で開く「手越です！」ポーズで可愛らしさを見せて会場を盛り上げると、増田はお笑い芸人オードリーのネタを真似て「あなたの増田ですよ」と野太い声であいさつし、爆笑を起こすなど、2人の息もぴったり。
2人はギターやタンバリンで明るく盛り上げたかと思えば、スポットライトだけで歌を聴かせるシーンもあり、ファンをどんどん引き込んでいく。また、「テゴマスは2人で1つ」という想いから、手越のソロ曲「ケセナイ」では、増田がキーボード演奏に初挑戦することに。手越が「めっちゃ心強いです。マッスーはこのツアーのために練習したんだよね？」と聞くと、増田が「ツアーっていうか、手越のためにだよ」と返す仲むつまじい様子に、黄色い歓声が飛んでいた。
メインステージには人が乗ることのできる巨大な映像装置が設置され、2人が上を歩くと足元からハートマークが飛び散ったり、ピアノの鍵盤に見立ててその上に立つと音が鳴ったように見えるなど、演出も手が込んだもの。さらに前回のツアーでは、客席の間を移動するためにウマの乗り物が登場していたが、今回はゾウの乗り物が登場。増田が「前回は“テゴマスのうた”というツアータイトルにかけて“ウマ（＝うた）”ですが、今回は“テゴマスだぞー！”ということで“ゾウ”です。ダジャレですけど（笑）」と解説し笑いを誘う場面も。「ミソスープ」「アイアイ傘」などのシングル曲や、最新アルバム収録曲も披露され、約2時間45分は、常に笑顔で包まれていた。
最後に増田は「きょう、一緒に盛り上がれて本当によかったです。一緒にいられない時間もみんなが元気でいてくれたらうれしいです」と微笑み、手越は「前回のツアーから1年も経たないうちに、ライブができてうれしいです。僕はみんなと笑ったり踊ったりできるライブって場所が好きです。そしてみんなが大切な存在だって改めて気づきました。本当にありがとう！」と感謝の言葉で締めくくった。
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
6月27日（日）まで
