<V6三宅健39歳の誕生日>ファン以外からも絶賛!“ファンへの温かな思い”胸に歩む“大人アイドル”の道
三宅は手話ができることでも知られており、「みんなの手話」(NHK Eテレ)でナビゲーターを務めるほか、2016年開催のリオデジャネイロパラリンピック、2018年平昌パラリンピックと2大会連続で、「ユニバーサル放送」のメインパーソナリティーを担当。選手と視聴者の橋渡しをした。
手話を習い始めたきっかけも、“ファンから手話で話しかけられたときに返答できなかった”ことが理由。ファンを一人残らずおいてけぼりにしないという気持ちの表れだろう。
ラジオ番組で語られたトークもテキスト化されており、耳が不自由でも読んで楽しめる。誰もが三宅ワールドを堪能できるように間口を広げている。
こういったファンへの温かな思いや行動は、三宅のファンのみならず、このエピソードを知った多くの人達から絶賛されている。
冒頭で紹介した「月刊ザテレビジョン」のインタビューで、「海外では25歳くらいで“アイドル”から“アーティスト”にシフトするから20年以上アイドルをやり続ける日本は珍しいのかも」と語っていたが、三宅はまた一つ新たな挑戦をする。滝沢秀明とKEN☆Tackeyとしてデビュー。7月18日にはシングル『逆転ラバーズ』を発売する。
デビューから23年。“虚像”発言など、どこか奔放な性格のようにも映るが、実は誰にも負けないくらいファンのことをじっくりと考えて、寄り添っている。
39歳を迎え、これからも“大人アイドル”として、どんな世界を見せてくれるのか、今後のパフォーマンスが楽しみだ。
文=柚月裕実