7月5日（月）スタートの昼ドラマ「明日の光をつかめ」の制作発表が6月21日、都内で行われ、出演の広瀬アリス、榊原徹士（新選組リアン）、矢沢心、渡辺いっけいが出演した。
本作は、心に傷を持ちながら、その哀しみや寂しさのどん底から這い上がり、人生に一筋の光を見出そうとしている更生施設「たんぽぽ農場」の少年少女たちと、彼らを応援する大人の姿を、その心の奥底まで迫って描くストーリー。東海テレビ製作の昼ドラマで、子役ではなく通期の主演女優として、15歳の広瀬は最年少ヒロインとなる。
17歳の高校生・沢口遙役の広瀬は「史上最年少ヒロインということでプレッシャーもありますが、15歳ならではのフレッシュさや、若さを出していきたいです。過去にいろいろな過ちがあって、でもそのどん底から這い上がり、みんなで支えあって強くなっていく姿を見ていただきたいです」と話し、過去に父親を包丁で刺し、たんぽぽ農場で社会復帰を目指す桜木翼役の榊原は「自分は演技経験がまったくないです。なので、失うものもまったくないです。もがけばもがく分だけ得るものが確実にあると思うので、出演者の方々を見て常に勉強、常に努力です」とそれぞれ見どころや、意気込みを語った。
たんぽぽ農場の主宰者・北山修治役の渡辺は「この仕事を始めて20年ぐらいになりますが、視聴者として見たものでも、自分で演じたものでも、心に残るドラマっていうのがあります。それは何かなって突き詰めていくと、多分演者さんが、演技を超えた瞬間が見れた時だと思います。この人本当に充実してやってるなって感じさせるものがテレビに映る気がして。このドラマには、上っ面じゃなくて、かなり深いところまで入り込んだセリフがたくさん散りばめられていて、子供たちも良い役者で、こいつらとだったらガチでできるなと思い、手ごたえを感じてます」と自信をみせた。
また、修治の一人娘で近所の助産院で働く北山由里役の矢沢は「子供たちとおにぎりを食べながら進めていくシーンで、私が席について、おにぎりを食べようとしたら、おにぎりの横にキュウリが刺さっていたんです。それが本番になったら、ニンジンにかわっていて、でも笑わずに淡々とアドリブを交わしながら撮影することができて、その瞬間、光をつかんだと思いました（笑）」と子供たちが多い現場ならではの、いたずらエピソードを紹介。
会場には主題歌「Without You」を歌うJYONGRIも登場し「強さと幸せの中にも、切なさや、不安が感じられる曲で、熱く、強く、がむしゃら感がでるように歌ったので、ドラマの主人公や出演者と重ねて聴いていただけたらと思います」と曲の魅力を語った。「Without You」は8月4日リリース。
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7月5日（月）スタート 毎週月-金 昼1時30分からフジ系で放送
